●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:コーパスを作る・使う
コーパスは、言語の使われ方を示す資料として、言語の調査や分析に用いられます。コーパスの作り方や使い方を学ぶことを通して、データサイエンスの基礎的な能力と技術を習得します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特別な知識は課しません。日本語に関心があることが望ましい。
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●授業内容
テーマは「コーパスを作る・使う」です。
「言語の用例データを大量に収集したもの」をコーパスといいます。このセミナーでは、話し言葉コーパスを対象に、コーパスの収集と利用について学びます。まず、話し言葉音声を収録し、注釈を付与します。注釈データを計算機で処理することにより、統計的な分析を与えます。分析結果を考察し、得られた知見を発表します。下記の項目を遂行することにより、データサイエンスの基礎力を身に付けていきます。 1.コーパスの基本的な説明を受ける 2.コーパスを作成する。 3.コーパスを注釈づける。 4.コーパスを分析する。 5.分析の成果を発表する。
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●成績評価の方法
「コーパスを作る(50%)」「コーパスを使う(50%)」の割合で総合的に判断します。
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●教科書
使用しません。
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●参考書
講義中に紹介します。
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●注意事項
情報メディア教育システムの端末を利用します。
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●本授業に関する参照Webページ
http://www.matubara.net/nuilas_seminar.html
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
このセミナーでの活動を通じて、データサイエンス時代を生き抜く力を身に付けよう。
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