2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180021517

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
中崎 敦夫

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航)



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:役立つ分子を探してみよう」人々の健康や快適な生活は多くの医薬品・農薬・特殊な働きをする材料などによって支えられているが、これらの働きは特殊な機能をもつ分子(機能性分子)によって生み出されている。本セミナーでは、各自が興味を持った製品や実際に役立っている製品に焦点を当てて、どのような機能性分子が活躍しているのかを調べて、(可能ならば)分子の目線でそれらの機能が理解できるようになることを最終目標としている。また、調査結果の発表や討論を行う中で、議論の進め方やプレゼンテーション能力の向上を目指す。

●履修条件あるいは関連する科目等

・化学に対してある程度興味があること(化学物質の構造式を見てもあまり抵抗がないことが望ましい)

●授業内容

1.受講者・教員の自己紹介、セミナーに関する説明
2.文献検索の方法、発表の方法の説明、テーマ選択の希望調査
3.分担の決定
4.医薬品・農薬・材料の解説
5.本年度の化学関連のノーベル賞についての解説
6.調査結果の発表と討論(グループ発表、個人発表それぞれ一回ずつ)
7.全体討論、最終報告書の提出

●成績評価の方法

二回のプレゼンテーション(グループ発表20%、個人発表20%)、レポート(10%)、討論への参加などの積極性(10%)、および出席(40%)を総合的に評価する。履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

必要に応じて資料プリントを配布する。

●参考書

例えば、「カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの? 食べ物・飲み物にまつわるカガクのギモン」、化学同人;「目で見る機能性有機化学」、講談社サイエンティフィック;「分子レベルで見た薬の働き」、講談社ブルーバックス;「ものづくりの化学が一番わかる」、技術論評社、など。

●注意事項

・積極的に発言する学生の参加を希望します。
・二回のプレゼンテーションの実施とレポートの提出がない場合は0点とする。
・欠席するときは、講義前までに(遅くとも講義当日のうちに)連絡すること。連絡がない場合は無断欠席として出席点に反映させる。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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