2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180021512

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
鈴木 孝幸

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航)



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:進化生物学」
このセミナーでは、「生物の進化に関する話題」を取り上げ、前半の講義と後半のセミナー形式による発表、討論を通して以下のことを学ぶことを目標とします。
1. 進化学、進化発生学とはどんな学問かを体系的に理解する。
2. 生物の進化についての大きな流れを学ぶ。
3. 自分が興味を持ったテーマについてレポートを作成できる。
4. 自分がまとめた内容を発表し、議論出来る。

●履修条件あるいは関連する科目等

生物の進化に興味があり意欲的に取り組む意思があること。文系理系や高校等で生物を履修している有無は問いません。

●授業内容

 授業の前半では、講義や議論を通じて大学生の教養レベルとしての進化学、進化発生学の学問の基礎を学びます。内容は、生物の系統、形態学、化石、人工進化、多様性、遺伝子変異など進化に関わる幅広い分野を総合的に学習します。またトピックスとして、最先端の進化に関する話題をやさしく提供し、議論を行います。
 授業の後半では、自分が興味を持った生物の進化についてサブテーマを決め、それについて自分で調べ、まとめる作業を学びます。まとめる作業の中でプリントやプレゼンテーションソフト(使用することは必須ではない)を用いて資料を作成する方法を学びます。最後にまとめた資料を用いて発表(10分程度)を行い、ディスカッションを行います。

●成績評価の方法

出席、発表、討論、レポートを総合的に評価する。履修取り下げ制度を採用する。最初の授業で詳細を説明する。


●教科書

プリントを配布する。

●参考書

設定されたテーマにより個別に指示する。

●注意事項

無断欠席をしないこと。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

進化生物学というと、化石ばかりを見ている学問と思われるかもしれません。しかし最先端の進化生物学は今生きている生物の形や遺伝子の情報を頼りに実際にどのようなメカニズムで生物が進化して来たのかを実際に解き明かし、さらには検証出来る時代に入りました。本授業では、具体的な生物の進化メカニズムをみなさんにやさしく解説しながら、教養としての楽しい進化生物学の内容に触れて頂きたいと考えています。


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