●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:光のスペクトルを応用した化学分析について考える. 高校の物理や学部1年次の化学基礎では原子の構造と関連して原子スペクトルについて学びます.一方,学部4年次の卒業研究では,多くの分野で原子スペクトルや分子スペクトルを応用した化学分析や計測が行われます.本セミナーは,分光分析の発展の歴史を視野に入れた文献調査と討論,および簡易分光器の作成を通じた実験と実験結果のプレゼンテーションにより,受講生が理工学系の研究者・技術者として必要とする基本的思考力を養うことを目的とします.
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●履修条件あるいは関連する科目等
理系基礎科目の「化学基礎Ⅰ」で原子スペクトルが扱われる場合はこの科目が関連科目です.履修条件はとくに定めません.高校で物理を履修しており,光の回折現象や光スペクトルについて基礎的な知識があることが望ましいですが,必ずしも必須ではありません.
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●授業内容
まず,本セミナーのテーマ「光のスペクトルを応用した化学分析」の技術の歴史を,この分野の創始・発展に寄与した科学者たちの業績とその業績の後世への影響にもとづいて調査・討論します.次いで,簡易分光器の作成実験を行います.実験では,文献などを参考にしてDVD-Rなどを用いた簡易分光器を作成し,実際に光のスペクトルを観察します.実験結果をプレゼンテーション資料にまとめて発表,討論します.
1.自己紹介.テーマの説明およびセミナーの進め方について 2.分高分析の文献調査 3.文献調査の結果についての討論 4.簡易分光器作成実験についての調査 5.簡易分光器の作成と光のスペクトルの観察 6.実験結果のまとめとプレゼンテーション 7.総括と反省
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●成績評価の方法
発表,討論,参加態度(意欲・出欠),実験について総合的に判断します. 学期途中で履修の取りやめを希望する場合は担当教員の許可を必要とします. 3回以上無断欠席した場合は「欠席」とします.
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●教科書
使用しません
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●参考書
適宜紹介します
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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