●本授業の目的およびねらい
1万気圧(約1GPa)をこえる超高圧力の世界では,氷が沈んだり,ダイアモンドができたりと,そこには新しい物理現象や化学反応が次々とおきる未知の世界が広がっています.私達が生活している世界は1気圧であり,碧く広い海の底は最も深いところでも約0.1GPaです.しかしながら,宇宙空間では100GPaを越える超々高圧の世界はけっして特別ではなく,人類の星である地球の中心部は約360GPaです.そんな超高圧の世界はどうなっているのでしょうか.そんな素朴な疑問が,未知の世界への扉を開けてくれます.
|
●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系に関係なく,超高圧力に興味がある学生であれば履修できます.ただし,自ら考え,主体的に取り組むことができること.他者の意見を聞き,自らの意見を述べ,討論に参加できること.
|
●授業内容
下記はあくまで予定です.進行状況により変更することもあります.
1.オリエンテーション,授業実施方法のガイダンス,図書館ガイダンス 2.ワープロ,プレゼンテーションソフトの使用法の説明と実演 3.プレゼンテーションソフトを用いた自己紹介 4.基本テーマの説明 5.見学 6.テーマ決定と議論 7.文献調査 8.文献調査 9.調査結果に関する簡単なプレゼンと議論 10.調査結果に関する簡単なプレゼンと議論 11.調査結果に関する簡単なプレゼンと議論 12.レポートの作成方法の説明,追加調査,資料作成 13.レポートの作成 14.レポートの作成 15.セミナー全体の反省と総括
|
●成績評価の方法
課題に取組む意欲・努力,発表能力・内容,討論への参加,レポートに基づいて評価する.なお,履修取り下げ制度を採用する.履修を取り下げる場合は,5月末までに履修取り下げ届を提出すること.履修取り下げが受理された者は「欠席」扱いとする.
|
●教科書
特になし.
|
●参考書
超高圧の世界(岩波書店)八木健彦著(ただし,絶版) 中央図書館にはあります.
|
●注意事項
参考にした資料の著作権を侵害しないように配慮すること.
|
●本授業に関する参照Webページ
http://www.highpressure.jp
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
自分で調べて,考えてレポートを作成してください.これによりあなたの脳力は鍛えられ,将来必要となる思考力が高められるはずです.単なる“コピペ”では,何も生産されません.
|