●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:「テストについて考える(テストの基礎編)」 本セミナーでは社会的に大きな影響力を持つテストの仕組みについて触れ,テストはどのようなものであるべきかについて検討する.本セミナーを通じて,他者に自らの言葉でものごとを説明する力,ディスカッションの作法,批判的思考を身につけることが主な狙いである.
|
●履修条件あるいは関連する科目等
特になし.
|
●授業内容
1回目から3回目までは,全員参加の討論形式.4回目から11回目は教科書の内容に即したプレゼンテーションとする.12回目からは,ふたたび全員参加の討論形式とする予定. 1.イントロダクション 2.プレゼンテーションの作法と批判的思考 3.さまざまなテスト 4.評点に基づくテスト 5.多数の問題に基づくテスト 6.テストのしくみとは 7.よい問題とはなにか 8.偏差値とはなにか 9.合否の決定法 10.日本的な「テスト文化」 11.コンピュータとテスト 12.テストがもたらす波及効果 13.テストと社会とのかかわり 14.理想のテストとは 15.総合討論
|
●成績評価の方法
プレゼンテーション(40%)および討論への貢献度(60%)で評価する. 履修取り下げ制度を採用する.
|
●教科書
池田央(2007)「テストの科学 試験に関わるすべての人に」 教育測定研究所 ISBN978-4-9902879-0-0
|
●参考書
適宜紹介する.
|
●注意事項
毎回出席すること.
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
積極的なディスカッションへの参加を望む.
|