●本授業の目的およびねらい
テーマ:機能性分子の化学 様々な機能を持った分子を題材として、分子材料における機能発現のしくみと化学の基礎を学びます。また、各人が興味を持った分子について調査し、発表・議論する過程を通じて、情報の検索法や、プレゼンテーション・討論の技術も併せて習得します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
化学を含む幅広い分野に対して興味を持ち、積極的に議論に参加できることが望ましい。
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●授業内容
様々な分子の合成手法が開発され、それらがデータベース化されて容易に参照できる現在では、本質的に不安定で存在できない場合を除き、想像し得る分子は全て合成可能といっても過言ではありません。その意味では、化学は「オングストロームレベルの構造体を自在に組み立てられるツール」と捉えることができ、それを積極的に利用すれば分子の上に様々な機能を実現できると考えられます。このセミナーでは、そのような実例から機能性発現の仕組みを学ぶとともに、分子モデリングを通じて各人の想像力を分子の上で表現する方法を習得します。
1.講義内容説明・自己紹介 2.図書館における情報検索 3.インターネットにおける情報検索 4.分子構造モデリング・分子軌道計算ソフトの使用法 5.プレゼンテーションソフトの使用法 6.予備調査・テーマの相談・担当テーマの決定 7.調査・発表資料作成 8.発表
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●成績評価の方法
各回の出席、発表、レポート、討論の内容を、各25%で加算して評価する。
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●教科書
使用しない
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●参考書
特になし
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●注意事項
情報収集やプレゼンテーション、分子モデリングなどのためにPCを使用します(初回~3回目は使用しません)。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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