●本授業の目的およびねらい
世界と日本で起こった火山噴火・巨大地震と人間活動 火山噴火や巨大地震は、災害により人間生活に大きな影響を及ぼします。また地球の歴史においては、我々の想像を超える超巨大噴火が発生し、人類の進化にまで影響を与えたという説もあります。このセミナーでは、過去に起こった火山噴火や巨大地震にはどのようなものがあり、それらが人間活動にどのような影響を与えたのかを調べます。さらに、そのような噴火や地震が現代社会で起こったらどのような問題が発生するのかを考えます。各自興味のあるテーマを文献などにより調べ、その内容を発表し討論を行います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
1.セミナー概要紹介 2.火山噴火と地震の発生メカニズムと災害に関する学習 3.過去の火山噴火や巨大地震と人間活動の事例紹介 ・1783年アイスランド噴火による世界的気温低下と政治変動 ・1707年宝永地震と富士山噴火による大規模災害 ・7300年前の喜界カルデラ噴火と縄文文化への壊滅的影響 ・7万前のインドネシア・トバ湖の超巨大噴火と人類の進化 など 4.文献等による調査を行うテーマの決定 5~12.各テーマの調査、発表と討論、討論に基づく掘り下げ点の再調査 13~14.各テーマの最終的な発表と討論 15.全体討論
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●成績評価の方法
セミナーへの出席、討論に対する姿勢、発表内容で評価します。 履修取り下げ制度を採用します。
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●教科書
指定しない
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●参考書
石弘之「歴史を変えた火山噴火―自然災害の環境史」(刀水書房) 保立 道久・成田 龍一「津波、噴火……日本列島 地震の2000年史」(朝日新聞出版) 中田節也他「日本をおそった巨大噴火」科学, vol. 84, no. 1, 2014(岩波書店) 石黒耀「死都日本」講談社
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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