●本授業の目的およびねらい
【目的】人が生き、死ぬということについて考える。 【ねらい】どんなに医療が進歩しても人間の死亡率が100%であることは変わらない。少子高齢化の進展により多死社会を迎えた現在の日本において、どのように生き、死を迎えるかは重要なテーマである。終末期医療に関する様々なトピックスに関するプレゼンテーションとディスカッションを通じて、生きること、死ぬこと、そのために私たちが何をしなければいけないか、医療や社会はどうあるべきかなどについて理解を深める。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
学生2人ずつグループとなり、終末期医療に関する関心のあるテーマを選択してプレゼンテーションし、ディスカッションを行う。
(授業予定) 第1回:オリエンテーション、自己紹介、グループ分け(2人×6テーマ) 第2回:図書館オーダーメイド講習会(講義) 第3回:各学生が関心を持ったテーマの発表(グループワーク) 第4回:選択したテーマの情報収集(グループワーク) 第5回:プレゼンテーション資料の作成方法(講義) 第6回:プレゼンテーション資料の作成(グループワーク) 第7回:中間発表(教員からプレゼンテーション資料に助言を得る)、 第8~13回:プレゼンテーションとディスカッション(各回1グループずつ) 第14回:全体討議
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●成績評価の方法
出席40%、プレゼンテーション20%、討論への参加20%、レポート20% 欠席4回以上は「欠席」とする。
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●教科書
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●参考書
日野原重明(編)『人が生き、死ぬということ 19歳の君へ』(春秋社)
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●注意事項
原則、全出席とする。本セミナーは大幸キャンパスで実施する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
終末期医療のトピックスは他人事ではないテーマです。また、正解のない生命倫理に関するテーマも多く含まれます。それぞれのトピックに関心を持ち、事実に基づいて考えを深め、自己の考えを積極的に発言し、他者の意見を尊重して公平に聴き、人生に関わる大切なテーマについて考えてみましょう。
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