●本授業の目的およびねらい
「食べること」と安全や健康との関係を題材として「調べる」、「考える」、「まとめる」、「発表する」、「討論する」ことを通し、学問的知識を探求することの面白さを体験し、それを通して大学生としての自主的・自立的な学習能力を開拓する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに関心を持つことが筆頭条件であるが、受け身ではなく主体的に課題を設定しその解決に向けて学ぶ姿勢が要求される。生物学、生化学、食品化学、栄養学、環境衛生学などは関連科目としてあげられる。
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●授業内容
基本テーマは「食べることの安全と健康について」であるが、3人の教員ごとに副テーマを以下のように設定する。
A.妊娠期における食事や栄養素摂取の安全性と危険性について(川井) B.食品に使用される農薬や添加物の安全性評価(上山) C.食事調査による栄養素摂取の評価法(近藤)
1.学生は副テーマごとに均等数のグループを作り、さらに各自が関心をもつ小テーマを考える。 2.小テーマの内容に応じて調べる作業を行うが、ネットによる情報検索、文献的検索だけでなく、身近なフィールド調査や、自分たちが被検者となった調査を体験することが望ましい。 3.中間発表では相互に質問を出し合い討論を行う。司会や書記は学生で役割分担をする。 4.最終発表会はパワーポイントを用いたプレゼンテーション形式で行う。 5.報告書は副テーマごとに作成する。
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●成績評価の方法
成績は出席、発表、討論への参加、報告書により評価する(各25%)。履修取り下げ制度を採用する。なお3回以上欠席した場合は「欠席」とする。
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●教科書
指定しない。
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●参考書
各自の副テーマ、小テーマに応じて適宜紹介する。
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●注意事項
ネット上の情報を利用する場合、根拠が不明確な場合がある。参考資料をネットから入手する場合は必ずその出典を明記すること(公的機関の資料や学術論文からの引用が望ましい)。また著作権の侵害が起きないように注意する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
我々のセミナーでは、新入生の皆さんはサブグループ(4人)ごとに分かれて小人数方式で、各教員から指導を受けることになります。あまり堅苦しくならず、学ぶ自由の雰囲気を感じながら、楽しく取り組んでいただきたいと願っています(近藤、川井、上山)。
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