●本授業の目的およびねらい
テーマ「知っておきたい臨床検査法について」 臨床検査は、疾病の診断や病因の究明だけでなく、治療の効果判定や経過観察においても重要な役割を果たす。本セミナーでは、免疫、遺伝子、神経で問題となる病態や最新の検査法について「調べ」、「討論し」、「まとめ」、「発表する」経過を通して科学的論理性および臨床検査に関する知識を身につけ、医療技術者に必要な「思考力」、「探求力」、「討論力」、「プレゼンテーション力」を強化し、学問的な知識の探求プロセスを体験する。また、チーム医療の形成で重要な協調性を身につけるためにグループ学習を行なう。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに興味があり、主体的に授業に参加できること。グループでの作業が可能なこと。
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●授業内容
各担当教員の専門分野(免疫、遺伝子、神経)から検査法(以下「テーマ」と記述)を選択する。3~4人のチームを編成し、チーム毎にテーマを選択、それについての調査、まとめ、発表を行う。授業回数の変更に伴い、授業予定も変更される可能性がある。
神経機能検査 担当:平山正昭 01.テーマの設定 情報収集の方法の説明 チーム編成 02.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 03.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 04.スライド発表原稿及びレポートの作成 05.チームごとに発表 討論 まとめ
遺伝子検査 担当:小嶋哲人 06.テーマの設定 情報収集の方法の説明 チーム編成 07.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 08.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 09.スライド発表原稿及びレポートの作成 10.チームごとに発表 討論 まとめ
免疫機能検査 担当:川部 勤 11.テーマの設定 情報収集の方法の説明 チーム編成 12.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 13.文献とインターネットによる資料収集 適宜チームで討論 資料整理 14.スライド発表原稿及びレポートの作成 15.チームごとに発表 討論 まとめ
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●成績評価の方法
授業への出席(30%)、準備段階から発表までの熱意や取り組み状況(討論への積極的な参加を重視、30%)、プレゼンテーション力やレポート内容(40%)。履修取り下げ制度を採用する。3回以上の欠席者は「F」とする。
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●教科書
特になし。
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●参考書
特になし。
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●注意事項
ネット上の情報を参考資料とした場合も、必ず出典を明記すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
免疫(呼吸)、遺伝子、神経と異なる専門分野の3名の教員が順に担当する。担当グループの学生は教員や他のグループの学生と議論をするための資料を作成する。発表のチャンスは3回あり、資料の調査やスライド作成、発表のスキルを高めてもらいたい。
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