2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180012526

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
山本 雅基

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・5
●対象学部
情(自然・コン)・理・農・工(物工・エネ・マテ・機航・土建・電情)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:アプリケーション開発の基礎力を高める

現在は,アプリケーションプログラムの開発環境が整備されています.ですから,皆さんは,プログラミング能力,クリティカルシンキング能力,発想力,技術文書のライティング能力などを高めれば,自分の思い描くアプリケーションを自分で作ることができます.この講義では,それらの能力を向上し,実際に皆さんが思い描く機能を実行するアプリケーションの開発に取り組みます.

●履修条件あるいは関連する科目等

コンピュータ,インターネットに興味があること.講義に持参可能なWindowsないしMacのノートPCを持っていることが望ましい.

●授業内容

この授業では,Google Apps Scriptを用いてプログラミングを行います.
(注意)授業の進捗に合わせて,以下の時間割を変更する場合があります.

1. ガイダンス(1回目)
 授業の目的や進め方を説明します.
2. 図書館利用法(2回目)
 図書館を利用して文献調査を行う方法を学びます.文献調査の能力は,勉強・研究に
 有効です.
3.技術文書のライティング(3回目)
 良質な技術文書を書くための基礎的なライティング技術を学び,それらの能力を高め
 ます.要求仕様書やプレゼン資料を書くために必要です.
4.クリティカルシンキング,発想技術(4回目)
 クリティカルシンキング,発想技術,コミュニケーション技術を学び,それらの
 能力を高めます.アプリケーションプログラムの要求を考えるときに役立ちます.
5. Google Apps Scriptを学ぶ(5-8回目)
 Google Apps Scriptを用いたプログラミング技術を学びます.
 プログラミングは,Google Apps Scriptで行います.
6. アプリケーションプログラムの要求仕様作成(9-10回目)
 皆さんがアプリケーションのアイディアを出し,アプリケーションプログラムの
 要求仕様を定めます.プログラミングは,この要求仕様に基づいて行います.
7. プログラミングと発表(11-15回目)
 アプリケーションプログラムを開発して,成果を発表します.開発は,要求仕様に
 従い行います.途中で,要求仕様の改訂もしていただきます.

●成績評価の方法

・出席(20%)
・演習,討議(50%)
・開発成果と発表技術(30%)

●教科書

特になし

●参考書

特になし

●注意事項



●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

私は,皆さんに,優れた研究や新しい技術開発を行う「論理的思考力と想像力に富んだ勇気ある知識人」になってもらいたいと願っています.このセミナーでは,具体的なアプリケーションの発想と開発を通じて,その基礎力を養成します.さらに,グループ活動を通じて,コミュニケーション能力も鍛えます.


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