●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:薬について考える 薬局でだれでも手に入れられる薬、病院でもらう薬、注射で投与される薬。色々なところで目にする薬ですが、一体何者なのでしょうか。実は薬は日進月歩でどんどん変わっています。そして近年これまでの薬の概念とは大きく違う形の薬が開発され続けています。 本講義では、最新の薬に関わる科学に触れながら、そしてこれを取り巻く社会を考えながら、様々なことに問題意識をもち自主的に調べたり、討論に積極的に参加する習慣をつけることを目的とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに関心があり積極的に取り組めることが条件です。 知識的な背景は問いませんが、関連する科目は「生物と化学」で、「世の中の流れ」への興味があると良い。
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●授業内容
薬にまつわるピックスを取り上げます。 「科学」的な切り口で、そのトピックを分析・理解することを独学形式で進めます。 また、学んだトピックスに関する結果をレポート(書面・発表)することを通じ、調べ方、読み方、書き方、発表の仕方を各週で積み上げ型で経験します
主な予定は以下になります。 (1)ガイダンス、自己紹介 (2)トピックスの設定:Web検索、図書の利用 (3)トピックスを知る:Web検索、図書の利用 (4)トピックスをまとめる:プレゼンテーションソフトウエアの利用 (5)トピックスを発表し、議論する
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●成績評価の方法
講義での発言(50%)、プレゼンテーション・レポート(50%)。履修取り下げ制度を採用します。全講義の中で4回以上または最終回の授業を欠席した場合は「欠席」とします。
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●教科書
特になし。Webや図書館を活用しての調査が中心となります。
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●参考書
古いですが参考として:ここまで進んだ次世代医薬品 中西貴之著(技術評論社) 専門的な用語を含みますので、現段階では読めなくても問題ありません。
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●注意事項
・質問や相談はできるだけ事前に、直接もしくはメールを活用して相談してください。 ・授業で紹介されるスキルやテクニックをできるかぎり習得し、駆使してプレゼンテーションおよびレポート作製を行ってください。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
薬にまつわる講義ですので、どう優しくしても専門的な用語が随所に出てくると思います。 しかし、いわゆる筆記試験などはありませんので、その言葉を試験のために覚える必要などありません。 むしろ、自分の将来や家族のために薬を理解するきっかけになればいいなと思っています。
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