2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180012512

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
河口 信夫

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・5
●対象学部
情(自然・コン)・理・農・工(物工・エネ・マテ・機航・土建・電情)



●本授業の目的およびねらい

「自動運転と情報システムが生み出す未来社会を考えよう」
自動運転が実現される社会がすぐそこまで来ています。自動運転車は人を載せて走るだけでなく、無人で迎えに来てくれたり、荷物を運んでくれたり、さらには、商品の販売や車内でのエンタテイメントなどのサービスも実現可能です。このようなサービスを実現するためには、多様な情報システムと社会的な認知が必要になります。セミナーでは、研究開発で実現している情報システムを参考にしながら、どんなシステムが必要で、どのようなサービスが実現可能か、を皆さんと一緒に検討していきます。

●履修条件あるいは関連する科目等

自分のPCを所有していること。情報システム・自動運転に興味があること。


●授業内容

自動運転を大きなテーマとし、それを取り巻く情報システムや社会環境に
関する議論を行う。

さらに、実際の自動運転ソフトウエアやその周辺の情報システムを使い、
プログラミングの概念、基礎から、応用までを体験する。


講義としては、以下の内容を含む
  
  ・自動運転について
    ・事例調査
    ・法令・規制調査
    ・導入までの段階について
    ・調査と解決提案に関するプレゼン

  ・自動運転関連システムについて
    ・システム調査
    ・プログラミング演習
    ・Python プログラミング環境構築
    ・エディタ
    ・ソースコード共有・GitHubなどの利用法



●成績評価の方法

自動運転社会の将来に関するプレゼンにより評価


●教科書

なし

●参考書

情報システム関係の図書
Pythonの参考書を買っておくとよい

●注意事項

フィールドワーク(課外事業)を行う可能性もあります

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

近い将来、自動運転が普及した社会が到来します。

高齢化が急速に進み、高齢ドライバーが問題になったり、過疎地の交通弱者が
問題になったり。

これらを解決するのが自動運転です。

自動運転技術は、高いレベルに到達しつつありますが、それを取り巻く
情報システムや社会の受容体制が十分とは言えません。

本セミナーでは、実際に自動運転プロジェクトにかかわっている教員が、
目の前の課題を皆さんと一緒に議論し、解決の糸口を見つけることを
目的にしています。

自動運転とソフトウェアシステムに興味のある人は、ぜひ参加してください。




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