●本授業の目的およびねらい
「自動運転と情報システムが生み出す未来社会を考えよう」 自動運転が実現される社会がすぐそこまで来ています。自動運転車は人を載せて走るだけでなく、無人で迎えに来てくれたり、荷物を運んでくれたり、さらには、商品の販売や車内でのエンタテイメントなどのサービスも実現可能です。このようなサービスを実現するためには、多様な情報システムと社会的な認知が必要になります。セミナーでは、研究開発で実現している情報システムを参考にしながら、どんなシステムが必要で、どのようなサービスが実現可能か、を皆さんと一緒に検討していきます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
自分のPCを所有していること。情報システム・自動運転に興味があること。
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●授業内容
自動運転を大きなテーマとし、それを取り巻く情報システムや社会環境に 関する議論を行う。
さらに、実際の自動運転ソフトウエアやその周辺の情報システムを使い、 プログラミングの概念、基礎から、応用までを体験する。
講義としては、以下の内容を含む ・自動運転について ・事例調査 ・法令・規制調査 ・導入までの段階について ・調査と解決提案に関するプレゼン
・自動運転関連システムについて ・システム調査 ・プログラミング演習 ・Python プログラミング環境構築 ・エディタ ・ソースコード共有・GitHubなどの利用法
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●成績評価の方法
自動運転社会の将来に関するプレゼンにより評価
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●教科書
なし
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●参考書
情報システム関係の図書 Pythonの参考書を買っておくとよい
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●注意事項
フィールドワーク(課外事業)を行う可能性もあります
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
近い将来、自動運転が普及した社会が到来します。
高齢化が急速に進み、高齢ドライバーが問題になったり、過疎地の交通弱者が 問題になったり。
これらを解決するのが自動運転です。
自動運転技術は、高いレベルに到達しつつありますが、それを取り巻く 情報システムや社会の受容体制が十分とは言えません。
本セミナーでは、実際に自動運転プロジェクトにかかわっている教員が、 目の前の課題を皆さんと一緒に議論し、解決の糸口を見つけることを 目的にしています。
自動運転とソフトウェアシステムに興味のある人は、ぜひ参加してください。
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