2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180012409

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
中島 英博

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・4
●対象学部
文学部 教育学部 法学部 経済学部



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:若者論を評価する
最近の若者は内向きだ、コミュニケーションが希薄化している、草食化しているなどの報道や議論を目にしたことはありませんか。この授業では日本の若者がどのように捉えられているかを各種調査結果や文献から迫ります。若者についてはさまざまな議論がありますが、必ずしも正しいデータや理解に基づいて論が展開されていないものもあります。この授業では、若者の内向き志向について取り上げ、どのような議論がなされているのかを吟味しながら、大学における学びに必要な基本的なスキルと態度を身につけます。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

若者の内向き志向テーマに対して、本授業では、事例を分析する、本を探してまとめる、学者の研究成果から学ぶ、具体的事例から学ぶ、議論から学ぶなどの多様なアプローチをとります。そして、最終的にみなさんはミニ研究を体験します。おおらく、みなさんにとって初めて研究活動になると思いますが、大学人がなぜ研究に熱中しているのかや、研究することはなぜ重要なのだろうかなども実感できるのではと思います。簡単な学習活動の内容は次に示す通りですが、初回の授業により詳細な授業計画を配布します。

1.オリエンテーション:自己紹介、この授業に関する説明、共に学ぶ仲間をつくる
2.文献検索の方法:図書館で実際に本を探してみます
3.読んでまとめる1:文献を読んで要約してみます
4.読んでまとめる2:複数の文献を読んで若者論に関する議論をまとめます
5.質問紙でデータを集める:質問紙を使ってデータを集める方法を扱います
6.データを集計する:実際にデータを使ってまとめてみます
7.面接でデータを集める:面接でデータを集める方法を扱います
8.データを分析する:実際に発話データを分析してみます
9.研究計画を構想する1:若者論をテーマにした研究計画を立てます
10.研究計画を構想する2:若者論をテーマにした研究計画を立てます
11.中間発表:研究計画について報告し,フィードバックをもらう
12.ゲストスピーカーによるレクチャー(予定)
13.研究計画を発表する1
14.研究計画を発表する2
15.研究計画を発表する3

●成績評価の方法

最終レポート(40%),文献紹介(30%),他の参加者の学習への貢献(30%)によって評価します。詳しい評価基準は,初回の授業で紹介します。

●教科書

必要な文献(英語の文献を含む)を授業中に指示します。

●参考書

必要な文献(英語の文献を含む)を授業中に指示します。

●注意事項



●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

できる限りゲストスピーカーは、国外のゲストを呼ぶ予定です。
英語でのディスカッションを気軽に楽しむよい機会になると思います。


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