●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:こころの不思議を体験する 心理学は、人の「こころ」を探究する。とりわけ、臨床心理学は、諸理論を丹念に検討することに加え、心理療法の実践(心理面接やプレイセラピー)をはじめとした実際の人と人の関わり合いを通して、人間理解を試みる。本セミナーでは、臨床心理学の実践的側面の基礎を体験的に学ぶとともに、自らへの気づきを深めることを目的とする。さらに、普段はあまり意識していない心理的な働きにも目を向け、人の「こころ」の奥深さや不可解さにふれることも目指したい。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに関心があること。体験学習が中心となるので、無断での遅刻・欠席をせず、授業に主体的に参加すること。
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●授業内容
以下の課題について演習を行う。
①オリエンテーション ②相手になる ③伝えて感じとる1 ④伝えて感じとる2 ⑤周りとわたし1 ⑥周りとわたし2 ⑦あらわす1 ⑧あらわす2 ⑨あらわす3 ⑩描く1 ⑪描く2 ⑫聴く1 ⑬聴く2 ⑭聴く3 ⑮振り返り
なお、授業の内容および順番は、進度や受講者数などにあわせて変更することがある。
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●成績評価の方法
取り扱うトピックごとに小レポートを課す(50%)。授業への出席は前提とし、授業へのコミットメント(体験学習やディスカッションへの積極的参加)も評価対象とする(50%)。学期途中で履修のとり止めを希望する場合は、担当教員の許可を必要とする。
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●教科書
使用しない。適宜資料を配布する。
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●参考書
必要があれば、授業中に紹介する。
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●注意事項
・まじめに課題に取り組むこと。 ・やむをえず授業を欠席する場合は、必ず事前に担当教員に連絡すること。 ・頭で考えたことだけでなく、身体で感じたことも大切にすること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
自分や他者について知ることのおもしろさと難しさを一緒に体験しませんか。私も初めて本セミナーを担当するので、お互いフレッシュな気持ちで授業をともにつくっていきたいと思っています。
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