2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180011527

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
上田(石原) 奈津実

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航・土建)



●本授業の目的およびねらい

本セミナーでは、各自興味のある脳トピックを1つ選択し、トピックの内容、自分の興味のある分野への応用について発表を行います。この過程でプレゼンテーションの基礎的能力(スライド作成、発表方法、質疑応答)を養うことを目指します。

●履修条件あるいは関連する科目等

本テーマに興味があること。

●授業内容

脳研究を推進する国家レベルのプロジェクトが世界中で始まっています。オバマ大統領が発表したBRAINは「アポロ計画」「ヒトゲノム計画」に匹敵する巨大プロジェクトで、ゴールは10年間で脳の全機能を解明することです。日本でも精神活動や脳疾患を理解するため脳回路の全体像を明らかにする研究が進んでいます。プロジェクトで得られる脳に関するデータは医学、創薬分野に応用されるのみならず、脳の作動原理は工学にも応用され人工知能の開発に繋がります。消費者の嗜好や感性を読み解きマーケティング活動(経済学)にも、「やる気」を引き出す教育方法(教育学)にもインパクトがあります。脳を舞台に、最新の研究成果が技術、産業の強化に繋がることが、次々とメディアでも取り上げられてきています。

本セミナーでは、各々が興味のあるトピックを設定し、トピックの内容、自分の興味のある分野への応用について発表(10分程度)を行います。発表された内容については全員で討論し、ブレインストーミング(全員がお互いの意見を批判せず、自由に意見やアイデアを出し合うことで内容をまとめたり、新しい発想を生み出す手法。質より量を重視する。)を楽しんで貰います。以下に概要をまとめます。
1. 授業の進め方の説明
2. プレゼンテーション(発表、スライド作成)法の説明
3. プレゼンテーション(発表、スライド作成)技術の習得
4. 発表の準備
5. 発表練習、問題点を話し合う、改良
6. 発表・討論
7. 反省


●成績評価の方法

発表内容(30%)、プレゼンテーション能力(30%)、討論への積極的な参加(40%)。
履修を取り下げる場合は、履修取り下げ届けを提出して下さい。


●教科書



●参考書



●注意事項

発表用の資料は、各自が所有するノートパソコンを使用して作成します。必ずノートパソコンを持参して下さい。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

最新の成果を自分の生活に生かすことの醍醐味を味わうとともに、研究室・ゼミ配属後に必要となるプレゼンテーション能力を磨く機会として積極的に取り組んで下さい。


時間割一覧へ戻る