●本授業の目的およびねらい
博物館・美術館には、我々人類の遺産である様々なものが展示されています。歴史的・芸術的に価値の高いものや珍しいものだけでなく、我々が日常当たり前のように目にするものに対しても、その仕組みや基礎原理、現在に至る技術の進歩などを分かりやすく見せてくれます。博物館・美術館には、人類の知の歴史が展示されていおり、私たちがそこから学ぶことは数多くあるといえます。なぜそれがそこに展示されているのか?私たちに何を伝えようとしているのか?自分の興味がわいた展示物に対しより深く調べ、その価値を議論しましょう。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
条件は特になし。 自らが興味を持った事柄に対し調査・考察を行うこと。また議論に積極的に参加すること。
|
●授業内容
1. 始めに、基本テーマに関する説明を行う。 2. 資料検索のための図書館利用方法のガイダンス、または名古屋大学博物館の見学(検討中) 3. 各自が題材とする展示物を決める。 4. どのような価値があるのか、何を見せようとしているか、歴史の中でのそのものの位置付けなどを考察する。 5. パソコンのソフトを用いてプレゼンテーションする。その後、全員での質疑や議論を行う。 6. 発表とその後の議論を通じで感じたこと、考えたことなどをレポートにまとめて提出する。
|
●成績評価の方法
発表40%、議論への参加30%、レポート30%の比率で成績を評価する。
|
●教科書
特になし
|
●参考書
特になし
|
●注意事項
インターネット上や書籍にある記述の丸写しなどは厳禁、見つけた場合は減点します。参考にすることは構わないが、出展を出すこと。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
博物館・美術館の展示は見ているだけでも楽しいものが多く、最近は体験型展示など、見せ方もよく工夫されています。またインターネットやスマホアプリなど、新しい技術を取り入れるなどの試みも行われています。自ら調べてみることで、より奥深い魅力を発見してください。
|