●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ: 本-書物- はるかな過去から未来を通じて,本-書物-は,その姿形は変化しつつも,変らずに世 界の縮図であり,未知への窓口であろう。このセミナーでは,本好きの人も,そうでない 人にも,本がもつ驚くべき深さと可能性を,少しなりとも実際に経験してもらおうと思 う。全員の積極的な参加が,それには欠かせない。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本好きの人(これから読もうという人も)ならば誰でも歓迎
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●授業内容
本好きの人にも,余り本を読んだことがないという人にも,書物の世界とは意外と面白 いものだ,ということを色々な角度から問いかけつつ,私のほんのすこしの知識(大概は本から仕入れたものですが)を総動員して,お話し致しましょう。その中では,書物をテーマとした映画(どんなものかはご期待下さい)を観て感想を語り合ったり,学外の書物の場へお誘いして一緒に本に触れたりして,そこからあらためて本とは一体何か,それはどんな文化や歴史を創りだしてきたか,そして本が秘める可能性とは何か,ということを自分で考えてもらいたいと思います。そして,実際に書物を通してひとつの世界に入り,何かを見いだす,その道具としての本-たとえば目録や索引など-の利用法やさまざまな種類の本について,それぞれテーマを提示しますので,各自が本を探索し,発見して読みこなし,その結果をレポートにまとめ口頭発表してもらいます。それを基に全員で質疑応答したり,議論したいと思います。最後は,あなたにとっての一冊の書物を見いだし,その解題を作成し,これを発表して提出してもらって完成です。
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●成績評価の方法
セミナーでの発表および討議への参加と最後の「文献解題」作成による。
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●教科書
テーマの進展に応じて,次々に必読書を紹介する。
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●参考書
テーマの進展に応じて,次々に必読書を紹介する。
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●注意事項
なし
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
なし
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