●本授業の目的およびねらい
産業革命以降,人間社会はその回復力の範囲を遥かに超えた環境負荷を自然環境に与え続けてきました.それは翻って,人間社会にも自然災害・大気汚染・地球温暖化等という形の脅威を及ぼしており,近年では人間社会と自然環境の共存を可能とする方法論が模索されています.本講義では,食料生産と森林資源を例として,自然環境と人間社会との相互作用という観点から,様々な時空間スケールにおける両者の関わりの変遷とともに,その現状分析における最新の方法論や知見についても解説する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
概論 1.森林資源をとおして見た自然環境と人間社会のかかわり 1)世界と日本の森林資源① 2)世界と日本の森林資源② 3)森林の資源評価 4)大気汚染と森林環境 5)ランドスケープ管理 6)自然環境問題と人間社会 2.食料生産をとおして見た自然環境と人間社会のかかわり 1)世界の農耕文化 2)世界の食料・日本の農業 3)自然環境と農業技術の進歩 4)自然環境と農業技術の進歩(アフリカ) 5)農村空間の価値 6)持続可能な開発目標
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●成績評価の方法
授業への取組状況(20%)・課題レポート(1.及び2.で各1回:40%×2回) ただし、1.及び2.の各講義で、出席回数が5割未満またはレポート未提出の場合は「欠席」とする。
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●教科書
プリント・資料等の配布
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●参考書
田中明編著「熱帯農業概論」築地書館
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●注意事項
なし
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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