2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180022142

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
比較文化論
●主担当教員名
東 賢太朗

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
火・1
●対象学部
情(自然・コン)・理・医・農



●本授業の目的およびねらい

 本授業では、異文化理解のための比較文化論について論じる。授業は担当教員による講義と受講生によるプレゼンテーションの2つのパートからなる。
 講義は、担当教員が専門とする東南アジア島嶼部の1つの国フィリピンをケースに、その文化的多様性と日本とのかかわりを中心に論じる。
 プレゼンテーションは、受講生自身による異文化についての文献資料調査の報告を行う。受講者人数に応じて個人又はグループで、任意の異文化とテーマを選び、報告と質疑応答、議論を行う。

●履修条件あるいは関連する科目等

異文化理解や地域研究に関心のある人。

●授業内容

授業は、担当教員よる講義パートと受講生個人またはグループによるプレゼンテーションのパートに分かれる。

講義は、以下の5つの内容をそれぞれ複数回に分けて、映像資料なども用いながら進めていく。
①フィリピンを知っていますか?
フィリピンの概説。歴史、言語、民族、宗教、社会など
②マニラ―スタバとスラムが同居する街
首都マニラについて。貧困と発展の光と影
③ロハス―フィリピンの地方都市
地方都市ロハスの日常風景やカトリック生活など
④ボラカイ―ホワイトビーチの表と裏
世界湯数のビーチリゾート、ボラカイ島の観光、環境、生活について
⑤日本とフィリピン
日比関係。開発援助や国際結婚を中心に

そのほかに数回受講生によるプレゼンテーションのための回を設ける。プレゼンテーションは、受講人数に応じて個人又はグループで、任意の異文化についての文献調査報告を行う。

●成績評価の方法

毎回のリアクション・ペーパーによる理解度・参加度とプレゼンテーションの成績を総合的に評価する。

●教科書

特に指定しない。毎回配布資料を用意する。

●参考書

①『フィリピンを知るための64章』大野拓司・鈴木伸隆・日下渉編、明石書店、2016
②『もっと知りたいフィリピン』綾部恒雄・石井米雄編、弘文堂、1995
③『フィリピンの事典』鈴木静夫・早瀬晋三編、同朋舎、1992

●注意事項

特になし。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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