●本授業の目的およびねらい
本授業では、異文化理解のための比較文化論について論じる。授業は担当教員による講義と受講生によるプレゼンテーションの2つのパートからなる。 講義は、担当教員が専門とする東南アジア島嶼部の1つの国フィリピンをケースに、その文化的多様性と日本とのかかわりを中心に論じる。 プレゼンテーションは、受講生自身による異文化についての文献資料調査の報告を行う。受講者人数に応じて個人又はグループで、任意の異文化とテーマを選び、報告と質疑応答、議論を行う。
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●履修条件あるいは関連する科目等
異文化理解や地域研究に関心のある人。
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●授業内容
授業は、担当教員よる講義パートと受講生個人またはグループによるプレゼンテーションのパートに分かれる。
講義は、以下の5つの内容をそれぞれ複数回に分けて、映像資料なども用いながら進めていく。 ①フィリピンを知っていますか? フィリピンの概説。歴史、言語、民族、宗教、社会など ②マニラ―スタバとスラムが同居する街 首都マニラについて。貧困と発展の光と影 ③ロハス―フィリピンの地方都市 地方都市ロハスの日常風景やカトリック生活など ④ボラカイ―ホワイトビーチの表と裏 世界湯数のビーチリゾート、ボラカイ島の観光、環境、生活について ⑤日本とフィリピン 日比関係。開発援助や国際結婚を中心に
そのほかに数回受講生によるプレゼンテーションのための回を設ける。プレゼンテーションは、受講人数に応じて個人又はグループで、任意の異文化についての文献調査報告を行う。
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●成績評価の方法
毎回のリアクション・ペーパーによる理解度・参加度とプレゼンテーションの成績を総合的に評価する。
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●教科書
特に指定しない。毎回配布資料を用意する。
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●参考書
①『フィリピンを知るための64章』大野拓司・鈴木伸隆・日下渉編、明石書店、2016 ②『もっと知りたいフィリピン』綾部恒雄・石井米雄編、弘文堂、1995 ③『フィリピンの事典』鈴木静夫・早瀬晋三編、同朋舎、1992
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●注意事項
特になし。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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