●本授業の目的およびねらい
本講義では,社会心理学理論を背景に,組織行動のダイナミズムを学ぶ.前半では,二者間,集団,企業間ダイナミクスとその制御のあり方を考察する.後半では,そうしたダイナミズムが,組織的意思決定に影響を及ぼすメカニズムを講義し,組織の中で正しい意思決定を行うために必要な自主的判断能力を育成する.
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし.
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●授業内容
前半では,二者間,集団,企業間ダイナミクスとその制御のあり方を考察する.後半では,そうしたダイナミズムが,組織的意思決定に影響を及ぼすメカニズムを講義し,組織の中で正しい意思決定をするためのマインドを身につける.
1.序論 2.二者間ダイナミクス(1) 3.二者間ダイナミクス(2) 4.集団ダイナミクス(1) 5.集団ダイナミクス(2) 6.企業間ダイナミクス(1) 7.企業間ダイナミクス(2) 8.事例討議A(中間レポート討議) 9.事例討議B(中間レポート報告) 10.個人の意思決定(1) 11.個人の意思決定(2) 12.集団の意思決定(1) 13.集団の意思決定(2) 14.企業の意思決定 15.フィードバック
受講生の要望により,授業内容等が大幅に変更になることがある.詳細は講義中に指示する. 事例研究(中間レポート発表会)では,受講生のレポート(粗雑なレポートを含む)を,名前・学生番号入りで公開しながら討論する予定である.作成者には,その場で説明を求めることがあるので,このような事が嫌な者は履修しないこと.
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●成績評価の方法
持込み不可の試験(70点),中間レポート(30点)に授業参加度(欠席・遅刻,発言点)を加味する. 事例討議ABの欠席,中間レポート未提出,試験未受験者については「欠席」とする.
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●教科書
なし.講義ノートおよび資料をNuCTより配布する. https://ct.nagoya-u.ac.jp/portal
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●参考書
山岸俊男(2000)『社会的ジレンマ:「環境破壊」から「いじめ」まで』PHP新書
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●注意事項
毎回出席できることを履修要件とする(欠席や遅刻を評定に入れることがある). 2年生以上の学生で,過去に開放科目等で同講師による「経営Ⅰ(経済学部開講科目)」を単位習得済みの者は,内容が重複するため履修しないこと.
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●本授業に関する参照Webページ
http://www.soec.nagoya-u.ac.jp/~inu/classes.html
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
入学時の初心をいつまでも忘れない学生の受講を希望します.
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