●本授業の目的およびねらい
(1)ソフトボールの基礎的技術練習と試合を通じて、生涯スポーツとしてのソフトボールを楽しめるようにし、あわせて体力の維持増進を図ります。 (2)チームプレー等を通して社会性を、ゲームを通じて自立性や積極性などを身につけます。そして友達をたくさん作ります。 (3)技術的には、カットプレーやバックアップ、カバーリングなどの連携プレーを習得し、チームプレーができるようになることを目標とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特に必要とする履修要件はありません。 ただしスポーツウェアとスポーツシューズは必ず用意して下さい(スパイクは禁止)。
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●授業内容
1.ガイダンスとイントロダクション(1回) 実習についての全体オリエンテーションおよび種目分け 種目別オリエンテーション、授業の全体計画の説明、チームの編成 授業開始に当っての諸注意(用具、服装、役割分担、ウォーミングアップなど) 2.チーム別の基本練習(2回) キャッチボール(近距離と遠距離、素早い捕球と送球の連続など) 守備練習(ゴロと飛球の捕球、ノック、送球練習) バッティング(ハーフバッティング、シートバッティング、など) ここでしっかり打撃と守備の基本的な動きを学びます。 3.チーム別の応用練習と練習試合(1~2回) 連係プレー(バックアップ、カットプレー)の練習を通じて、 実践的な技術を学び、練習試合で力を試します。 4.ソフトボールに関する基礎知識の習得(雨天時等) ルールや連係プレーについて学びます。 有名選手や各自のフォームをビデオを使って学習します。 5.リーグ戦(7~8回) 試合を通じて各ポジション、審判を経験します。 さらに試合を通じて協調性やスポーツマンシップも学びます。 試合を楽しみます。 6.まとめ(1回) リーグ戦最終日に、個人成績の分析・反省と今後の課題を確認します。
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●成績評価の方法
出席状況と受講態度(65%)、技能評価(25%)及びレポート等(10%)を総合的に評価します。4回以上欠席するとF評価になります。また、履修取り下げ制度を採用します。「履修取り下げ届」の提出期限は第4回目授業終了時点とします。
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●教科書
特にありません。
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●参考書
特にありません。適宜プリントを作成し配付します。自分の打撃フォームをビデオで撮り、見ることもあります。
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●注意事項
この授業では主としてスローピッチ・ルールのソフトボールを行ないます。スローピッチとは10人で守り、打ちやすい投球を力一杯打撃するゲームのことです。なお、受講希望者が多い場合は抽選になることもあります。もちろん、初心者・女性でも受講できます。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
ソフトボールはこれからも実施する機会の多いスポーツで、今からでも練習すれば、学科対抗ソフトボール大会や職場のリクリエーション大会で、ヒーローになれます。また、ソフトボールや野球の投げる・打つ動作は、実は他のスポーツ、例えば、ゴルフ、テニス、バドミントンなどの基本動作でもあり、ソフトボールを練習すれば、他のスポーツもきっとうまくなります。 男性陣では、今まで小中高校でソフトボールをやったことのある人は多いと思いますが、ただ単に思い切り打って、自分のところにきたボールを取って投げるだけでは、小学校レベルのソフトボールです。この実習では、練習・試合を通じて、バックアップ、カットプレーなどの連係プレーなどができるようになり、チームスポーツとしてソフトボールを楽しめるようにしてもらいたいと思います。それが大学レベルのソフトボールです。打つほうでは、ホームランゾーンを設けたり、打撃成績をつけ、首位打者やホームラン王を争ってもらいます。ガンガン打って、ストレス発散してください。 もちろん、大事なことはソフトボールを楽しむことで、野次を飛ばしたり、ホームランを打てばハイタッチで迎えたり、ファインプレーには敵味方関係なく拍手を送るなど、「ハッスル」することです。週1回、そんな時間があってもいいのではないでしょうか? また、女性も大歓迎です。きっと、皆が優しく教えてくれるでしょう。
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