2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170024366

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(コミュニケーション)
●主担当教員名
菅原 裕子

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・3
●対象学部
工(化生・マテ・土建)



●本授業の目的およびねらい

海外のTVコマーシャルを視聴し、ネイティブスピードの英語に親しみ、リスニング力を高める。同時に、背景にある異なる文化や社会のあり方について関心・理解を深め、視野を広げる。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

カンヌ国際広告祭受賞のTVコマーシャルを題材に、ネイティブスピードの英語に親しみ、リスニング力アップを目指すと同時に、異文化への関心や理解を深めることが本授業の目的です。コマーシャルの英語は必ずしも明瞭ではなく、ナチュラルスピードで聞き取りにくいものも含まれていますが、生きた英語および背景にある社会・文化を学ぶ優れた素材です。
ただ、それらを闇雲に聞くだけではリスニング力は伸びません。したがって最初の授業の数週間は、英語リスニングの基本的な事項(リズム、イントネーション、音の欠落、連結など)や、役立つ技術(シャドーイング、ディクテーション)を学びます。知らない単語は聞けませんし、理解できない構造の文章を聞いて、理解できるということもありません。聞き、そしてそれを再生するという練習をできるだけ多く行います。基本的な事項を学習した後は、教科書を中心に進めていきます。その他歌やニュースなど時間が許す限り生きた英語に触れる機会を設ける予定です。
 付属DVDでコマーシャルは視聴できますので、自宅学習が不可欠です。予習ができない人は受講しないでください。ペアワーク、グループワークで話す練習も多く行いますので、協力して積極的に参加してください。詳しくは一回目の授業で指示します。
 教科書で扱うコマーシャルの一部を紹介します。

Unit 1: Meijer---Higher Standards, Lower Prices
Unit 2: This Calls for a Bud Light
Unit 3: Anti-Discrimination Campaign
Unit 4: McDonald's-King of Fast-Food Restaurants
Unit 5: Relax, it's Fedex ......

●成績評価の方法

期末テスト30%、小テストおよび授業への貢献度20%
ぎゅっとe20%、TOEFL-ITP30%

●教科書

Masayuki Aoki,English in 30 Seconds
(Nanundo)

●参考書

『リスニングはこう学べ』杉野健太郎、ジョゼフ・ラウアー(日本実業出版社)

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFLITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

実際に各国で放送されていたCMですので、リスニングの難度は高いです。また、内容を理解するためには音声の問題だけでなく、社会的および文化的背景の知識が不可欠です。異文化をのぞいてみようという好奇心旺盛な方を歓迎します。


時間割一覧へ戻る