●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
使用する教科書には,ロイターとCNNのサイトに掲載された25の記事が収録され ている。
収録されている記事の例 1. "No English, No Job" for Some Japanese Office Workers 2. iPods, Diet, Betty White May Help Seniors Reach 100 3. 10 Reasons to Consider a Blind Date 4. Hard-hit Fashion Shopper Seeks One "Must-have" Item 5. Women with Male Names Do Better in Legal Careers: Study 6. Tweets, Sexting "Unfriended" in U.S. Banned Word List
授業では,これらの記事を使って,語法・文法に注意しながら,英文の精読を行う。 また,単に読んで意味がわかるだけでなく,語法・文法的に正しい文が書けるよう, 単語の並びから文章を完成させる作業,ディクテーションなども行う。
学期末試験では,英文の解釈だけでなく,語法・文法を問う問題も出すので,予習時 にはそれらの点にも注意し,疑問があれば授業で質問し確認できるよう,十分準備し て出席すること。
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●成績評価の方法
対面授業における評価(授業中の活動,小試験,課題,学期末試験)および注意事項 に書かれている評価項目による。
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●教科書
夏目博明,The Real World Today,朝日出版社
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●参考書
特になし。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディングおよび英語(基礎)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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