●本授業の目的およびねらい
テーマ 遊びと労働の教育 ①遊びや労働の教育について、日本や北欧の取り組みに学ぶこと。 ②教育学の古典を中心に学習し、遊びや技術や 労働の教育の意義について考えることを本セミナーの基本的な目的にしている。
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●履修条件あるいは関連する科目等
文系の学部を対象としている。教育学部の学生に限定されないが、教育学や遊びや工作に興味があることが求められる。また、基礎セミナーAとBとは関連するテーマであるので、通年で参加することが求められる。
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●授業内容
4月7月 基本的文献の学習 8月初旬 「子どもの遊びと手の労働の研究会」(8月5・6日)に参加する 10月後半から1月 遊びと労働の教育という問題が教育学の古典(ルソー、ペスタロッチ、フレーベル、デューイ、ケルシェンシュタイナー、クルプスカヤ、フレネなど)においてどう論じられてきたかを学習。
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●成績評価の方法
基本的に出席とセミナーでの報告、討論への参加度を重視する。
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●教科書
子どもの遊びと手の労働の研究会編『子どもの「手」を育てる』ミネルバ書房
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●参考書
細谷俊夫『技術教育概論』(1978)、西岡常一『木のいのち、木のこころ』、須藤敏昭『遊びと労働の教育』(1977)、田中萬年『働く者の学習論』学文社(2007)
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●注意事項
8月初旬の手労研に参加する費用は自己負担である(2万五千円くらい)
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●本授業に関する参照Webページ
http://gijyutukyouikugaku.blogspot.com/
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
本授業では、体験的な学習を重視している。実際に手を使って物を作ること、学校現場での取り組みを見学・学習すること、などが求められる。土日や夏休みなどに見学会など、体験する取り組みを行う予定なのでそのことを覚悟の上、本基礎セミナーを選択されたい。
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