2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170084581

●科目区分
開放科目

●科目名
日本言語文化入門
●主担当教員名
齋藤 文俊

●単位数
2単位

●開講時期
後期
木・5
●対象学部
全学部(外国人留学生)



●本授業の目的およびねらい

みなさんは、友だちから「日本語を覚えたいんだけど、文字をいくつ覚えればいいの?」と質問をされたら、どのように答えますか? そんな日本語に関する素朴な疑問に答えられるようになってください。

●履修条件あるいは関連する科目等

このクラスは留学生むけであり、講義はやさしい日本語でおこなう。

●授業内容

The goal of the course is to heighten the student's awareness and understanding of the Japanese Language and Culture.The lectures focus on the Japanese writing system(Kanji, Hiragana, Katakana, Roma-ji)and Japanese Words (Japanese native words, Sino-Japanese words and loan words). The class will be taught entirely in Japanese and participants are required to have attained at least level 2/N2 of the Japanese Language Proficiency Test (JLPT) or equivalent.
日本語の文字や単語(語彙)に関するいろいろな問題、たとえば下記のような問題について、出席者といっしょに考えていく。
1.漢字はどのくらいあるの?
2.じゃあ、漢字はどのくらいおぼえればよいの?
3.漢字の長所と短所は?
4.ひらがな・カタカナはどのようにしてできたの?
5.漢字を廃止しようなんて考えた人はいないの?
6.小説・マンガなどでは、漢字・ひらがな・カタカナ・ROMOJIをどのように使用しているの?
7.「昨日頭を切ってきたよ」「昨日頭をカットしてきたよ」は言えるのに、「昨日頭を切断してきたよ」だとぶきみになってしまうのはなぜ?
8.「今日は11月3日、祝日でちょうど日曜日にあたります」の中の5個の「日」、なんでみんな読み方が違うの?
9.「キモイ」って、気持ちがいいの? 気持ちが悪いの?
10.A:「そちらのお品をわたくしにくださいませんこと?」
  B:「それをわしにくれんかのう?」
  A、B、それぞれどんな人が話しているのでしょうか?
一方的な講義だけではなく、スピーチ、ディベート、グループ発表などのさまざまな形式をとるので、積極的に講義に参加してほしい。

●成績評価の方法

履修取り下げ制度を採用する。
出席(30%)、授業への貢献度(30%)、レポート(40%)

●教科書

必要に応じてプリントを配布する。

●参考書

沖森卓也他(2011)『図解日本の文字』三省堂、978-4-385-36480-3
沖森卓也他(2011)『図解日本の語彙』三省堂、978-4-385-36479-7

●注意事項

最初の授業で詳しい説明を行うので、必ず出席すること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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