2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170070008

●科目区分
全学教養科目

●科目名
特別講義(欧州における文化・海外研修)
●主担当教員名
岩城 奈巳

●単位数
2単位

●開講時期
前期
-・-
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

本授業は平成29年2月下旬から実施する約3週間の海外研修、渡航前および帰国後の名古屋での授業から成る。名古屋と欧州での学習を通じ、多角的視点からひろく欧州の文化を理解し自らの文化をふり返るとともに、海外で発表する力を涵養する。平成29年度はドイツ・フライブルグ市を拠点とし海外研修を実施する。

●履修条件あるいは関連する科目等

平成29年度2月から3月の海外研修に参加した学生のみ対象とする

●授業内容

<渡航前の授業>
欧州の文化を現代社会の課題にてらしながら理解するとともに、日本についての知識を含め、海外研修中に実施する発表の準備を行う。授業の実施順序は、変更する可能性がある。
1. オリエンテーション
2.3.言語学習(水谷 仁/愛知県立大学非常勤講師)
4.5. 日本文化演習
6. 欧州事情1(町田 健/人文学研究科)
7. 欧州事情2(アンドレス マツラナ/生命農学研究科)
8. 日本文化論(阿部 泰朗/人文学研究科)
9. 名古屋大学史(堀田 慎一郎/大学文書資料室)
10. ドイツの法と社会(和田 肇/法学研究科)
11. 演習:プレゼンテーション準備
12. オリエンテーション・危機管理学習
<海外研修>
2月下旬より約2週間に亘り、名古屋大学ヨーロッパセンター、フライブルク市、ジュネーヴ市等において、講義(ドイツとスイスの歴史・文化・法律・政治、欧州における技術協力など)と、体験学習(社会奉仕活動、履修生による発表、国際機関訪問、史跡・博物館等の視察)を実施する。
<帰国後の授業>
14. 成果報告会


●成績評価の方法

授業中の参加態度(努力・意欲・出席・学習記録など)40%、口頭発表30%、報告書30%。授業開始後に履修のとりやめを希望する場合は、担当教員の許可が必要。

●教科書

随時紹介する

●参考書

随時紹介する

●注意事項

平成29年2月に実施した研修に参加した学生のみを対象とする。

●本授業に関する参照Webページ

http://ieec.iee.nagoya-u.ac.jp/ja/abroad/program/nu_oti.html

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

名古屋大学は「卒業までに学部学生全員が留学」することを目標に掲げて留学を後押しする「講義一体型の短期研修プログラム」をNU-OTIと呼んでおり、本授業もNU-OTIの一環です。本授業の独自性は、国際教育交流センター海外留学部門が、名古屋大学ヨーロッパセンターとともに、名古屋大学の学生向けに、現地研修プログラムの開発を含めて、一からつくりあげた点にあります。
欧州における研修では、地域の方々との交流や学習の場を多く設けています。自ら主体的に学習計画をたて学ぶことにより、これからの大学生活の可能性をより広い目で見ることができるようになってほしいと思います。



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