●本授業の目的およびねらい
「セミナーのテーマ:小説から経済の実態(経済学ではなく)を学びつつ、現代における生き方を考える」 現代社会では経済と無関係に生きることは出来ません。そこで、いわゆる経済小説を通して具体的な経済活動とその中で生きている様々な人々に触れ、それをもとに私たち自身の生き方を考えてみたいと思います。抽象的に生き方を問うのではなく、社会や経済の現実を踏まえて自分の生き方を考えられるようになることが目的です。また、発表や討論の能力ならびにレポートや論文の作成能力を高めることも目的です。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本セミナーは、前・後期一貫したテーマで能力の育成を図ろうとするものなので、通年での受講を希望します。
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●授業内容
◎前期・後期が一体として計画されています。
◎前期では、短編を中心に出来るだけ多数の作品を扱いたいと思いますが、今日へと 至る日本経済の流れも自然に理解できるように、 ①第二次大戦後の復興期から高度成長期を対象にした作品 ②高度成長終焉後からバブル期を対象とした作品 を取り上げます。
◎毎回の授業は概ね以下のように進められます。 (1)初めに、報告者(その作品の担当者を割り当てられた人)が、作品を紹介し て内容上の疑問点や討論用の論点を提起する。 (2)次に、報告者や他の受講者から出された、経済の実態や仕組みなどに関する 疑問を解明する。 (3)その上で、背景にある経済の現実を踏まえつつ、登場人物の生き方を素材に 議論する。
◎前期末にレポートを提出してもらいます。
◎取り上げる作品は受講者と話し合って決めますが、城山三郎『総会屋錦城』(新潮 文庫)等が候補です。
◎本セミナーのテーマは担当する教員の専門分野とは関係ありませんが、担当教員は 経済史、特にイギリス金融史、および貨幣・信用論を専攻しています。
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●成績評価の方法
報告=30%、討論=30%、レポート=40%の比率で評価します。 履修取り下げ制度を採用します。
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●教科書
初回に相談しますが、教材(文庫本)は各自で準備してもらいます。
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●参考書
必要な場合には授業中に示します。
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●注意事項
毎回必ず出席すること。 各回に取り上げられる作品は必ず読んできて、積極的に議論に参加すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
みんなで議論することを大いに楽しみましょう。
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