●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:食べ物としての動物を考える
われわれの生活に欠かすことのできない食料を供給してくれる動物「家畜」や「畜産物」 を取り巻くさまざまな話題や問題をとりあげ、受講生どうしの討論により理解を深める。 また、畜産に関連した課題を各自の興味により設定し、課題についてグループで調査を行 い、考察を加えて発表する。これらの情報収集・分析と、結果の発表と討論を通じて、科 学的、論理的思考とは何かを理解し、聞き手に自身の考えを伝える力を培う。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
|
●授業内容
「食べ物としての動物」、すなわち「家畜」とよばれる動物たちは、われわれ人間に乳、 肉、卵などの食材や、さらには、毛、皮などを提供するために生きている動物である。家 畜はわれわれにとてもなじみのある存在かも知れないが、畜産物を生産している家畜が実 際に生きている姿を目の当たりにする機会はほとんどないであろう。ウシが毎日どれだけ のミルクを生産し、ニワトリが一年にどれだけの卵を産み、ブタが肉になるためにどれだ けの早さで成長するのか、こんなことをいちいち考えなくても、スーパーでお金を払えば さまざまな畜産物を手に入れることができる。また、日常のニュースでは、牛海綿状脳症 (BSE)、口蹄疫、鳥や豚のインフルエンザ、肉類の生食による腸管出血性大腸菌食中 毒、福島第1原子力発電所事故による牛肉の放射能汚染など、家畜に関する話題には事欠 かない。本セミナーでは「家畜」、「畜産物」をキーワードとして、受講生が興味のある テーマについて調査、情報収集、分析、発表および討論をしながら家畜を知り、人間との 関わりを理解するプロセスを通じて、課題設定とその追求のおもしろさを体験する。
1.基本テーマに関するイントロダクション 2.「家畜」、「食」を取り巻く諸問題の理解、対策の実体験 3.調査法のガイダンスおよびヒントとプレゼンテーション法のガイダンス 4.個別に取り組むテーマの設定 5.調査、情報収集、結果の分析および発表準備 6.報告会における発表と討論 7.総括
この他、家畜飼育施設(大学院生命農学研究科附属フィールド科学教育研究センター・東 郷フィールド(附属農場))の見学を実施する(交通費自己負担)。
|
●成績評価の方法
出席(40%)および調査・発表・討論への積極的な取組状況(60%)を総合的に評価 する。履修取り下げは認めない。
|
●教科書
特に使用しない。必要があれば資料を配付する。
|
●参考書
セミナーにおいて適宜紹介する。
|
●注意事項
・受講生どうしの共同作業と討論を重視するので、無断欠席・遅刻をしないこと。 ・討論および調査活動に積極的に参加すること。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
(1)第1回目の授業時に自己紹介をしてもらいます。2分程度で簡潔に話せるように準 備しておいてください。 (2)自分の考えをまとめて簡潔に伝える訓練のため、全出席者が各自の近況報告や考え などを自由に話す時間を毎週設けます。
|