●本授業の目的およびねらい
本講義では人間の病気の本態を理解を目的とする保健学科各専攻の講義の理解の基礎となるように、(1)細胞レベル、分子レベルでの人体のしくみ(2)高次調節機能のしくみ(3)人間を取り巻く環境との相互作用を中心にして、正常と病的な状態との差異を意識して教授し理解を深めさせる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
高校で生物を履修したもの、ないし1年前期生物学基礎1を履修したもの
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●授業内容
1.細胞の構造と機能 2.細胞骨格と運動 3.細胞分裂と細胞周期 4.遺伝子からタンパク質へ 5.免疫の仕組み 6.免疫と病気 7.シグナル伝達 8.神経・ホルモンによる調節 9.エネルギー産生と代謝経路 10.遺伝と生物情報 11.遺伝子工学 12.遺伝子と病気 13.酵素
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●成績評価の方法
定期試験と出席状況による
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●教科書
理系総合のための生命科学―分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ 第2版 東京大学生命科学教科書編集委員会編 羊土社 2011
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●参考書
Essential細胞生物学 原書第2版 Bruce Alberts他著 中村桂子、松原謙一 監訳 南江堂 2005 カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻~第3巻 講談社(ブルーバックス) 2010
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●注意事項
毎回出席をとる。 実際の講義の順は、授業内容の順と異なることがあります。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
今後の医学教育の基盤となる知識を身につけることを目的としており、自発的・積極的な 自己学習を期待する。特に、教科書の関連部分を予習して授業に臨むことが望まれる。
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