●本授業の目的およびねらい
中級スペイン語1の目的は,今までに学んだスペイン語の基礎知識をさらに発展させ,言語の総合的理解と習得へと展開させていくことである。この教科は、学生たちが会話・筆記の表現における難しさを克服し、実生活でのさまざまな状況に応じての基本的なコミュニケーションができるようになる、という目的で行います。 また、もうひとつの目的は、学生たちが学習して得ることのできる言語の表現に加え、ネイティブの表現を学んでいただく、ということです。 コミュニケーションのための表現の練習は、授業内外に実在するさまざまな状況に応じて展開していきます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
中級スペイン語1は(木1)ロハス教員のクラスである。
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●授業内容
後期は言語の概論として、挨拶の仕方、自己紹介、教室における共通表現、数の数え方、簡単な文法の構造などを中心に授業を行います。 また、次のような異なる状況での表現についても学習します。 1-大学での表現 2-学生の表現 3-家での表現 4-ホテルでの表現(旅行) 5-お店での表現(買い物) 6-レストランでの表現 7-近所とのコミュニケーションにおける表現 8-美術館での表現 9-病院での表現 10-電車での表現 11-自由時間での表現 これらは、授業の効率と時間割との適性を見ながら配分して学習していきます。
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●成績評価の方法
学生たちの出席率、授業に対する積極的かつ創造的な参加の有無、口答試験及び筆記試験をもとに成績評価します。中間テスト30% 期末試験:40%。授業の課題等30% 欠席が3回を超えないこと。なお履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
スペイン語世界への窓 VENTANA al Mundo Hispanico 石崎優子、F. Rey 芸林書房 Competencia Gramatical en USO Antonio Cano, Editorial Edelsa
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●参考書
授業中,紹介する。
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●注意事項
指定クラスである。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
ビデオやCDの音声による聞き取りなども行います。 国内発行のスペイン語新聞、ラジオやインターネットなどのスペイン語放送およびHPアドレスの解説。 基本的には、担当教員が当日の朝準備したWEBページでスペイン語ニュースを読む。無論、自宅で精読の予習ということも重要であるが、ここではスペイン語以外の知識も総動員して、類推を働かせて、ともかく何が書いてあるか教員の助けを借りながら理解する練習である。健全な語学力は健全な推測力に宿るのである。
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