●本授業の目的およびねらい
第2年次中級スペイン語2(第IV期)の目的は,今までに学んだスペイン語の基礎知識をさらに発展させ,言語の総合的理解と習得へと展開させていくことである。なお第2年次後期のクラスは、月曜日2クラスと木曜日2クラスの計4クラスの中から1つ指定される。
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●履修条件あるいは関連する科目等
中級スペイン語2は(月1)水戸教員・加納教員あるいは、(木1)未定教員・西村教員の4クラスである。
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●授業内容
受講者の専攻分野等を考慮し、柔軟に内容の選択を行いたい。 水戸担当中級スペイン語1のシラバスも参照のこと。
TAの協力が得られれば、クラスを2つに分けて、10名程度の少人数グループの会話練習等、口頭の運用力の養成にも配慮したい。
参考までに、2011年度の授業内容 文学部と教育学部の受講者が主体であったことから、接続法を含む文法レベルの平易な講読をアンソロジー形式で行った。
時事文の他、ラサリージョ・デ・トルメス、ガルシア・マルケスら現代ラテンアメリカ作家、グアダルーペの奇跡など歴史的事跡などを扱った。
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●成績評価の方法
中間テスト30% 期末試験:40%。授業の課題等30% 欠席が3回を超えないこと。なお履修取り下げ制度を採用する。 中級スペイン語1も参照のこと。
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●教科書
ビデオ,HP,新聞,プリント等。
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●参考書
授業中,紹介する。
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●注意事項
指定クラスである。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
ここでは以前の授業内容を紹介するので参考にしてほしい。 初回の授業では、日本国内で比較的容易に利用できるスペイン語の情報源の紹介を行った 。国内発行のスペイン語新聞、ラジオやインターネットなどのスペイン語放送およびHP アドレスの解説。
第2・3回目以降の授業はほぼ以下の形式である。 *平易なスペイン語ニュースの講読: 基本的には、担当教員が当日の朝準備したコピーを「初見」で読む。無論、自宅で精読の 予習ということも重要であるが、ここではスペイン語以外の知識も総動員して、類推を働 かせて、ともかく何が書いてあるか教員の助けを借りながら理解する練習である。 健全な語学力は健全な推測力に宿るのである。
*母語話者TAによる受講者の作文に基づく会話練習: 注意:何を書くか難しく考え過ぎないこと。この授業はいくら間違えてもよい時間である 。重要なのは、相手に何かを伝えようとする熱意である。 毎週、最初の2・3回は共通の課題、その後は自由題の作文あるいはエッセイ(A4半ペ ージ以上)を授業開始時に受講者数全員分コピーし、これらの作文について受講者が朗読 後、TAが質問を行う。毎回全員に行う。毎週準備は大変かもしれないが、作文力と会話 力の着実な向上が見られる。残り時間、数名の作文をプロジェクターに映写しながらTA が添削する。
*期末レポート: 2本のスペイン語の記事(情報源、内容は自由)と1本の参考資料(言語は自由)で作成 する。年末までに一度提出し、年明けにコメントと課題をつけて返却。最後の授業までに 二回目の提出をし、期末試験において、レポートについての口頭試問を行う。
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