●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
クラスでの口頭発表に備えて、授業時間以外にも準備・練習をすることが求められる。
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●授業内容
各課で効果的で分かりやすいプレゼンテーションに必要な技術を学び、またこれと並行して聴解練習や語彙・表現の学習を行う。また、一定のテーマに沿った口頭発表を複数回行い、英語で自らの思考を整理し、伝達する能力を向上させる。主な発表テーマは、以下のようなものである。
(1) 自らの信条 (personal motto) についての発表 (2) アンケート調査にもとづく発表 (3) 社会問題をとりあげ、自分の意見を述べる発表
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●成績評価の方法
授業時の活動50%、提出物30%、課外学習(注意事項の欄を参照)20%
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●教科書
Gershon, S. (2009) Present Yourself 2: Viewpoints. Cambridge University Press. (ISBN 978-0-521-71330-6)
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●参考書
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
クラスで行う口頭発表に際しては、入念に準備をし、真摯に取り組んでほしい。そうすれば、多数を相手とする場面で効果的なコミュニケーションを行うために不可欠な「自信」を身につけることができるだろう。
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