2012年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20120023225

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(コミュニケーション)
●主担当教員名
池側 隆之

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
水・2
●対象学部
農学部



●本授業の目的およびねらい

日常英会話表現をテレビドラマなどの既存コンテンツから抽出し、言い回しや会話におけるニュアンス、また発音の理解をロールプレイングなどの経験を通して深める。「聞く」「話す」ためのスピードやリズムに重点を置くことで、頭の中にある語彙の実際的な活用を目指す。

●履修条件あるいは関連する科目等

なし

●授業内容

英国BBC制作のビジネス英語番組を基本的な題材とし、リスニングとスピーキングにおいての「同期」を毎回の授業で目標としていく。15分程度の短いシリーズ番組では、ストーリーの展開が英語のレベルにも直結している。初期段階のリスニングとスピーキングの基礎を踏まえ、中盤から後半においてはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力獲得を目指す。あわせて、ビジネスシーンを舞台とした作品理解を通して、社会 的背景や文化についての理解を深める。授業のおおよその流れは次の通りである。

1.15分の番組を通しで視聴する。その際、会話の中にあった単語、フレーズ、あるいはセンテンスなど、内容を他者に伝えるためのキーワードを多く抽出するように努める。
2.ペア・ワークを行い、キーワードをもとに内容についてお互い日本語で説明し合う。
3.細部に注意を払いながら、再度番組を視聴する。そこでは内容に関する幾つかの質問を英語で投げかけ、回答を探しながらさらなる内容の理解に努める(リスニング)。  
4.重要なフレーズやセンテンスの発音指導を行い、状況に応じた言い回しの理解を通じて話すリズムを獲得する(スピーキング)。               
5.会話の内容が正確に得られたら、ペアや小グループに分かれ、役割ごとの会話を記憶してロールプレイングの形を取りながら実際にビジネス英語を再現してみる。                                              
毎回の授業では、15分番組を1回分使用することを基本としていく。このような流れを繰り返し行い、じっくりと時間軸を読み解いていくことで英会話体験の密度を高める。


●成績評価の方法

成績評価は対面授業(50%)と課外学習(50%)を総合して行う。対面授業では、出席率を全体評価の10%、授業への積極的参加度、および期末試験を40%で行う。課外授業の評価に関しては、「注意事項」の欄を参照のこと。

●教科書

使用しないが、必要に応じて資料は配付する。

●参考書

なし

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL-ITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

なし


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