●本授業の目的およびねらい
以下のような点を重視する:
1 ある一般的な状況では、その場で作文するのではなく、言うことが決まっていることがよくある。そういう決まり文句をある程度の数、使えるようにすること。 2 典型的な場面設定での会話の書き取りとペアでの練習をすることで、決まり文句だけでなく、具体的な状況における会話を学ぶこと。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし。
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●授業内容
次のようです:
1 授業は日本語で行うが、英英辞典を活用するなど、日本語に訳して意味を理解 することは出来るだけ避ける。 2 現在は、シャドーイングという用語がタイトルに出てくる本がたくさん書店に 並んでいる。確かにシャドーイングの練習は、重要なので、それを実際にやって、 どんなことか実感してもらう。 3 英語を実際使わないと、多くの人が使う経験が不足していたのだということを実感 してもらえないので、英語で人と話をして、それをレポートにして提出してもらい ます。学内に留学生の人もいますし、英語が母語の人でなくてもかまいません。 4 英語の総合教材から、典型的な場面を扱ったダイアローグを取り上げ、その書き取 り、ペアワークなども行います。 5 学習者向けの英英辞典では、いいものがいくつか出ています。コリンズの英英辞典 もその一つです。その使い方、特徴を具体例を取り上げ説明します。決まり文句の記 述も充実しています。 6 課外に単語数を制限した英語学習者向け多読教材を、毎週1冊読み、そのレポート を出してもらいます。
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●成績評価の方法
5回以上授業を欠席した場合は、「欠席」とする。出席、授業への貢献度。他にも課外学習が課され、それが一定の基準のもとに成績評価に加えられることに注意。下の注意事項も参照のこと。
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●教科書
特定の教科書は使わない。教材はこちらで用意する。ただし下にあげる英英辞典を購入し、授業に毎回持ってくること。
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●参考書
コリンズ・コウビルド新英英辞典の最新版を買って、毎回授業に持って来て下さい。 コリンズからは似たものが他にも出ているので、間違わないように注意すること。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL-ITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
英語のコミュニケーションの力を伸ばすことは、教室での授業だけでは、なかなか難し いのが実際のところだと思います。使う機会を増やせれば、それに越したことはないと思 いますが、自分一人でもやるといいことはあります。具体的には、授業で、やるといいこ と、一つだけではないのですが、を紹介します。
英語で誰かと話して、それをレポートにまとめるという課題は、いやがる人が多いので すが、いやでも使ってみないと始まりません。やってみて、その後どうすればいいかを考 えられるようになるのだと思います。
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