●本授業の目的およびねらい
大学の勉学に必要な日本語運用能力のうち、特に文章表現能力を強化する。高度な読解能力やレポートなどを書くために必要な論理的な文章を書くための基礎力を養成する。日本社会、日本文化、科学技術に関する問題を扱った資料等を読んだり、それに対する自分の考えをまとめる練習を通して、他の授業などで役に立つ文章表現能力の向上をはかる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
日本語(口頭表現)1とともに履修すること。
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●授業内容
日本社会、日本文化、科学技術などを扱った資料を読み、内容についてディスカッションを行う。また、要約、論理的文章の書き方などの練習を通し、レポートにつながる基礎技術を身につける。 1.講義理解、大学生活のための基礎知識 1)板書文字の読み方 2)メールの書き方 3)インターネットの読解支援システムの使い方 2.資料の読解 1)資料の内容理解と意見交換 2)要約、意見を書く 3.論理的文章を書くための基礎技術 1)話し言葉と書き言葉の違い 2)原稿用紙の書き方、句読点の打ち方等 3)要約練習 4)ポイントを整理して書く練習 ポイントを整理したいろいろな書き方を練習する。表現、構成について学ぶ。 4.多読、レポートへの試み 1)各自で記事を読んで発表(インターネットの読解支援システム使用) 2)レジュメの書き方 以上を組み合わせて、授業を行う。
授業上の注意: 欠席や不真面目な態度は自分にとってマイナスになるだけでなく、他の人にも迷惑になります。また、自主的な取り組みがなければ、日本語力は伸びません。そのことをよく頭に入れて履修してください。
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●成績評価の方法
出席・授業への参加態度(出席し、意欲的/積極的/協力的に参加したか)20% 宿題・課題(真面目/意欲的に取り組み、提出期限を守ったか)20% 小テスト・レポートとその発表60%
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●教科書
使用しません。授業でプリント教材を配布します。
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●参考書
随時紹介します。
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●注意事項
プリント教材を用いて進めますので、各自この授業専用のファイルを1冊用意してくださ い。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
4年間の大学生活を実りあるものにするために、目的意識をしっかり持って、日本語力の 向上に努めましょう。
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