●本授業の目的およびねらい
セミナーの基本テーマ:生活者の視点から歴史をみる そのテーマに基づき、「読み」、「調べ」、「発表する」ことを訓練することで、自分なりの歴史観を深めることをセミナーの目的とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
歴史に関心のある方の履修を望みます。Ⅰ期火曜4限目に開講される基礎セミナーA(担当教員:中西聡)と関連するテーマですので、この基礎セミナーとⅠ期中西教員担当の基礎セミナーの両方を併せて1年を通しての履修を望みます。
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●授業内容
前半は、教科書を読んで討論します。参加者を2人ずつペアにして、各回の発表者とします。それぞれ教科書を1章ずつ分担して発表してもらいますが、1人は内容紹介、1人は疑問点・論点を提示することとします。まず内容紹介を行う人が、レジュメを作成して参加者に配って教科書の内容を紹介し、もう1人がその後、疑問点・論点を提示した上で、参加者で討論することにしたいと思います。 討論に際し、参加者の自主的な取り組みが大切ですので、最初の回の司会は教員が行いますが、その次の回からは、前回の発表者2名が討論の司会役を務めることとし、教員は討論の交通整理になるような助言を行います。 もちろん、教員が簡単な解説を行ってから討論に入る場合もあります。 後半は、参加者各自が自分でテーマを決めて調べたことを発表し、参加者と討論します。
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●成績評価の方法
セミナーへの参加の意欲、発表内容、討論への参加状況などを総合的に判断して評価します。
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●教科書
大門正克・安田常雄・天野正子編『戦後経験を生きる』吉川弘文館、2003年
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●参考書
必要があれば、セミナー中に紹介します。
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●注意事項
第1回目のセミナーで分担・発表順を決めます。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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