●本授業の目的およびねらい
人間であれば誰しもが興味を持つ「命と心」を取り上げて、自然科学がこの謎をどのようにして解こうとしているかを学ぶ。また、我々自身が「命と心」の問題にどのようにコミットできるか、文献検索、文献購読、勉学内容の要約(レポート)とプレセンテーション(パワーポイント)および討論を通して考える。これらの経験を通じて、自然科学の考え方や手法の面白さと重要さを学ぶとともに、学生が自らの将来を自ら考え決めていく態度を身につけることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
大テーマとして「命と心を科学する」を設定し、全体を以下の3部に分けて進める。
1) 生命とはなにか:文献の検索・選択と要約(5回) 辰巳 担 2) 命と心を支える仕組み:分子と生命(5回) 小林 担 3) *心はどのようにして生まれるか:自己意識の探求(5回) 曽我部 担当
*3)については下記の参考書2)を事前購読しておくことが望ましい。
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●成績評価の方法
出席状況、討論への参加状況、レポートの内容を総合して評価する。 履修取り下げ制度は採用しない。
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●教科書
特に指定しない
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●参考書
1)「分子生物学の誕生 マックスデルブリュックの生涯」フィッシャー、リプソン、朝日新聞社、2)「心を生み出す脳のシステム」茂木健一郎、NHKブックス、日本放送出版協会、3)「講座:生物物理」大沢文夫、丸善
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●注意事項
講義中には携帯電話を必ずオフにしておくこと。 セミナー(要約発表と討論)形式で全員出席の状態で開始するので絶対遅刻しないこと。やむを得ない事由で欠席する場合は、必ず事前に連絡をすること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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