2012年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20120021503

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
植田 健男

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
月・5
●対象学部
農学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
工学部(Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:大学での学びと高校教育-私たちの発達のこれまでとこれから-
本授業は、これからはじまる大学での学び(学問)を豊かで確かなものにするために、これまでの自らの学びを振り返り、その到達点とこれからの課題を明らかにすることを目的としている。そのために、これまで自分たちが受けてきた高校教育そのものを相対化し、現代の学校教育のなかでの自分たちの学びやそこにおける育ちの現状、課題を客観的に捉え直し、これから何を克服していかなければならないのかを考え合う。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

前期の内容を受けて後期では、これからの大学における学びとは何か、その現状と課題の究明へと歩を進めていくこととしたい。その際、戦後の教育の歴史を振り返り、問題の所在がどこにあるのかの解明へと迫りたい。それは戦後の日本経済の発展や教育政策と密接な関係を持っているので、社会科学的な観点を重視しつつこのシェーマに迫ることとしたい。
なお、年間の授業内容の確定については、参加者で話し合って行うこととし、運営委員を中心にセミナーを進行させる。

●成績評価の方法

出席状況と発表・レポートについて自己評価と相互評価をもとに総合的に判定する。
履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

特に、なし。

●参考書

適宜、指定する。

●注意事項

「セミナー」は、受け身では成立しない。参加者の共同の学びあいがあって、はじめて発展しうるものである。また、現役の高校生である名古屋大学教育学部附属高校の生徒もセミナーに参加してもらい、共に学び合うことで、私たちの学びをより豊かなものにしたいと考えている。これらの点を是非とも理解した上で受講していただきたい。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

 セミナー参加者全員の力を出し合って共同の学びを実現しながら、自分たちの足もとを
確かめ合い、今後の発展課題を展望していくこととしたい。
 何か今の自分が、「本当の自分」とはどこか違うじゃないか、と感じている皆さん!こ
れまでの「学び」に何か物足りなさを感じてきたみなさん!誰か他の人が用意してくれた
「線路」の上を、ひたすら歩み続けてきた皆さん!何か、「自分の人生」を生きてきたと
いう実感がない皆さん!これまでの自分を、一旦、“崩し”た上で、自分の人生や生き方を
自らの手で選び取れるような“自分づくり”を試みることにしましょう。


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