●本授業の目的およびねらい
「セミナーのテーマ:具体的な社会問題を経済学的視点から分析する眼を養う」 新聞やテレビのニュースで日々話題となる様々な社会的問題は、ほとんどの場合、背景に経済的な原因・理由が存在しています。本セミナーでは、参加者それぞれが興味を持っている具体的な社会問題を取り上げ、経済学的な観点からそれらを捉え直し、解決策を探るという初歩的訓練を主目的としています。また、ワープロによるレジュメの作成やパワーポイント等による報告、それに基づく討論(ディベート)などにより、各自の情報発信能力の向上も目的としています。
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●履修条件あるいは関連する科目等
できれば、文系基礎・文系教養科目のうち、経済学系の科目の同時履修が望ましい。
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●授業内容
学期の前半は経済学の入門書を輪読しながら、自分のテーマを見つける作業を並行して行います。後半は、毎回二名が自分のテーマに基づいた報告を、レジュメとパワー・ポイント等を用いて行います。報告の後、それらの問題に対する異なる立場を参加者に割り振ることによって討論(ディベート)を行います。 それらの議論や担当教員の改善示唆も踏まえた上で、学期末には最終的なレポートを作成し、PDFファイルで提出します。また、全員のレポートをCD-Rにまとめ、参加者に配布します。
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●成績評価の方法
報告およびレポート:60% 授業への出席および討論への貢献:40%
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●教科書
伊藤元重、入門 経済学、第3版、日本評論社、2009
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●参考書
必要な場合には授業中に指示します。
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●注意事項
毎回必ず出席し、積極的に討論にも参加すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
特になし。
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