●本授業の目的およびねらい
心理学・教育学の研究で必要とされる統計分析法を習得するために,統計的推測の論理と分析結果の読み方の基本的事項,統計ソフトの使用法について学習する.
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●履修条件あるいは関連する科目等
私語や大幅な遅刻など,他の受講者の迷惑となる行為をなす者は最初から履修を自粛すること. 前期開講の「心理・教育の統計学」を履修していることが望ましい.
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●授業内容
以下は,各回の講義計画ではなく,講義内容を項目立てて書いたものある. ・母集団分布,モデル分布,度数分布 ・標本誤差,標本分布,標準誤差 ・統計的検定法 ・2群の平均値の比較:t検定 ・統計的検定の問題点 ・点推定,区間推定 ・統計的推定と統計的検定の関係 ・効果量,非劣性の検証 ・相関,連関に関する統計的推測 ・多群の平均値の比較:分散分析 ・多重比較,交互作用,単純効果 ・ノンパラメトリック法 ・Rを用いた統計分析実習(レポート課題)
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●成績評価の方法
基本的にはレポートと筆記試験によるが,場合によっては参加状況も考慮する. 「履修取り下げ届」用紙は使用しない.筆記試験を受験しない者は欠席とする. 前項にかかわらず,私語に興じる者はF(不合格)とする.
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●教科書
特に指定しない.適宜プリントを配布する.
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●参考書
石井秀宗: 統計分析のここが知りたい-保健・看護・心理・教育系研究のまとめ方 文光堂 2005
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●注意事項
全学教育の「開放科目」として履修した場合は,「教職科目」には認定されない(教職の単位にはならない)ので注意すること. フリーソフトRを用いて統計分析を行うレポートを課すので,個人の,または管理者権限を有しているパソコンを持っていることが望ましい.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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