●本授業の目的およびねらい
人間の豊かさ、便利さ、快適さの追求は、地球温暖化、砂漠化、生物多様性の減少、環境汚染などの環境問題を顕在化させ、自然環境の破壊を加速させて、引いては生活環境の破壊までも加速させることが危惧されている。このような環境破壊の実態認識と問題解決に向けて、自然環境(特に森林環境)の劣化、生物多様性の危機、自然環境の保全と回復、人間活動における資源の選択とその循環利用のあり方について講述する。この講義を通して、自然環境の状況、環境保全、環境共生社会に向けた取り組みの進展を理解する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
1.ガイダンス 2.森林の意義 3.日本の森林の現状 4.日本の林業・林産業の現状 5.木質資源の成り立ちと多様性 6.木質資源の利用 7.木質資源のライフサイクルと循環型社会 8.生物種の減少 9.生物多様性とは何か 10.生物多様性の保全と回復 11.里山の成り立ちと保全 12.地球の温暖化 13.環境保全と持続可能な発展
担当教員:1、8~13戸丸信弘(生命農学研究科森林生態生理学研究分野)、2~7山崎真理子(生命農学研究科生物材料工学研究分野)
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●成績評価の方法
レポート(70%)、出席および平常点(30%)。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
特に指定しない。講義時にプリントを配付する。
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●参考書
必要に応じて講義の中で紹介する。
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●注意事項
本当に聞きたい人達の迷惑にならないために、私語等、音を出す行為は厳しく禁じる。 私語で注意された場合、単位を認めない。講義中、不必要な部屋の出入りを慎むこと。 携帯電話のスイッチを講義中は切っておくこと。 講義内容に関する質問は積極的に担当教員にすること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
理解しやすい講義を心がけたい。
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