●本授業の目的およびねらい
人間活動の大部分は都市で行われ、したがって環境への影響の大部分も、直接・間接的に都市活動から発生している。都市空間における人間活動とそれが環境に及ぼす影響は、大きく「環境」「交通」「経済」という3つの側面からとらえることができる。そこで、環境容量、環境指標、交通環境問題,都市環境政策,環境経済という各見地から、都市環境問題がいかなるメカニズムで発生し、それを解決するためにどのような政策をとることが可能かについて論じる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。理系・文系を問わず、都市環境問題に関心のある学生の聴講を期待する。
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●授業内容
1.都市における環境問題 (谷川寛樹教授、環境学研究科都市環境学専攻、環境総合館505号室) ・地球環境問題と都市 ・環境容量 ・環境問題の定量的把握の方法 ・環境指標
2.都市の交通と環境 (森川高行教授、環境学研究科都市環境学専攻、工学部8号館401号室) ・都市発展と交通問題 ・環境問題におけるモータリゼーションの影響 ・都市交通における環境政策 ・ロードプライシング政策の妥当性
3.都市の土地利用と環境 (白川博章准教授、環境学研究科都市環境学専攻、環境総合館506号室) ・都市の発展 ・環境と経済の繋がり ・環境政策と経済学的手法
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●成績評価の方法
出席状況とレポートをもとに評価を行う.レポートは各教員が講義内容をふまえて出題します。 5回以上授業を欠席した場合は「欠席」とする。
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●教科書
とくになし。
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●参考書
とくになし。
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●注意事項
とくになし。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
とくになし。
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