●本授業の目的およびねらい
東アジアのなかの日本という観点は、こんにち不可欠の観点といえる。本講義では、そのうち、日本にとっての隣国である韓国(17~19世紀までは朝鮮王朝)との歴史的関係について概観したい。
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●履修条件あるいは関連する科目等
とくになし。
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●授業内容
近世から近現代にかけての日朝交流史について概観する。
講義では、おおむね以下の三つの内容について話をしたい。
(1)豊臣秀吉の朝鮮侵略以後の江戸時代の日朝関係史 (1-1)豊臣秀吉の朝鮮侵略 (1-2)国交回復から朝鮮通信使の時代へ (1-3)近世日本人の朝鮮認識―文芸作品を中心に (1-4) 〃 ―漂流事件を素材にして
(2)明治維新前後から第二次世界大戦頃までの日朝関係史 (2-1)明治維新から日清戦争のころ (2-2)日露戦争と朝鮮の植民地化の時代 (2-3)植民地朝鮮 (2-4)戦争から戦後、そして現代へ
(3)現代の日韓関係において問題となる竹島問題 (3-1)何が問題なのか (3-2)前近代の論点 (3-3)近現代の論点
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●成績評価の方法
レポート60%、出席40%。なお、レポートを提出しなかった者は、欠席あつかいとする。
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●教科書
とくになし
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●参考書
参照すべき文献は、授業中に指示する。
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●注意事項
授業はきちんと出席すること。授業開始ののち30分以後の入室は、格段の事情がある場合を除き、認めない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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