2011年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(上級)
●主担当教員名
涌井 隆

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
水・1
●対象学部
工学部(Ⅰ・Ⅳ系)



●本授業の目的およびねらい

学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。

●履修条件あるいは関連する科目等

対面授業の他、課外学習も課されます。「注意事項」を見てください。

●授業内容

第一週目は学期全体の流れを説明し、第二週から実際の発表に入ります。毎回、一人15分の口頭発表を5〜6人の人に行ってもらい、残りの学生は、ノートを取り、質問します。学生は一学期に3回口頭発表を行います。テーマについては一回目は、学生の希望に任せ、二回目は社会に関するより大きいテーマ、三回目は学生の専門に関わるテーマについて口頭発表を行ってもらいます。実際の発表だけではなく、ノートを取ること、質疑応答に参加することも重要です(成績の一部となります。)発表者はパソコンで発表スライドを用意するか、聴衆に配布する資料を用意してください。両方用意すれば完璧です。

その他、英語の発音を体系的に説明したサイトを紹介するので、各自自習して、学んだことをレポートにまとめてもらいます。

授業は英語で行います。

●成績評価の方法

口頭発表の質、ノートの質、質疑応答の質、出席具合を総合的に判断して評価を行います。三回の口頭発表は順次比重が高くなります。つまり、一回目で失敗しても後の発表で挽回できます。

●教科書

なし

●参考書

コリンズコウビルドやロングマンなどの英英辞書
英辞郎もよい。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授
業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評
価がつく。


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