2011年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(コミュニケーション)
●主担当教員名
丸田 孝治

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・3
●対象学部
工学部(Ⅰ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

 英語の発音や弱化・連結といった音の変化を練習し、ストレス・リズム・イントネー
ションなどのプロソディー面に焦点を当てることで、通じる英語の土台作りを行う。また
映像教材を通して、生きた英語を聞くことで、英語のリスニングとスピーキングに必要な
基礎力を強化し、総合的な英語力の向上を目的とする。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

 総合的な英語力向上を目標とし、また集中力を維持しやすくする為、1回の授業は3部
構成で行う。

 第1部(約30分)では、日本人の苦手な発音と、リスニング上達に欠かせない発音変
化のルールやプロソディーを解説し、配布プリントを利用して発音矯正・発音練習を行う

 第2部(約15分)では、配布プリントを用いて、スピーキングとリスニングの訓練を
行う。具体的には、100語〜200語程度の英文を用いてシャドーウィングを行う。シ
ャドーウィングとは簡潔に言うと、耳から聞こえてくる英文を真似て、ほぼ同時に小さな
声で発音することであり、英語の発音・音の変化・プロソディーを習得する為の訓練方法
である。1つの英文を、リスニング→マンブリング→シンクロリーディング→プロソディ
ー・シャドーウィング→コンテンツ・シャドーウィングと、6つのステップを踏みながら
徹底的に利用することにより、スピーキングの基礎である発音やプロソディー面を強化す
る。これは語彙構築にも役立ち、またリスニング能力の向上に絶大な効果が得られる。題
材には、ニュース英語や、スポーツ選手や映画スターのインタビューを用いて、退屈にな
りがちなこの訓練を楽しみながら行うことが出来るであろう。

 第3部(約45分)では、ビデオ教材(プリント配布)を用いて実践演習を行う。中学
高校では学習しなかった口語表現も多数出てくるが映像を見ながら楽しくリスニング力を
強化できる。また、学生諸君のレベルに応じてスピーンキングの訓練をペアワークにて行
う。ドラマの内容に関する小テストに毎回挑戦して1回の授業が終わる段取りである。

●成績評価の方法

授業評価(対面授業分):
出席率15% 授業参加度10% 小テスト30% 試験45%

●教科書

プリント配布

●参考書

教室で指示する

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL-ITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。


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