●本授業の目的およびねらい
研究拠点大学としての名古屋大学の学生として将来、英語で研究発表を行うことを想定し、英語によるプレゼンテーションの基礎となる基本的なコミュニケーション技能の習得を目的とする。 自分の持っている情報や考えや意見を、聞き手にわかりやすく話すための基本的なスキルと英語表現を身につけることをねらいとする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特に無し。
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●授業内容
授業内容としては、道を聞いたり買い物をするといういわゆる「英会話」は行わないが、テーマとしては身近なものを取り上げ、親しみやすい題材をもとにして、プレゼンテーションにむけて、ステップ・バイ・ステップで、基本的なコミュニケーション技能を学んでいく。 取り上げるテーマは次のものである: 第1課 クラブ活動 第2課 好きな場所 第3課 自慢のモノ 第4課 思い出 第5課 仕方の説明 第6課 映画 こうしたテーマごとに、どのようにアイデアを出すか/どのような表現を使うか/どのようにアイデアを整理するか/どのように話をまとめるか/どのようなプレゼンテーションのコツがあるか、という順に、お手本をもとにして、自分自身の情報・考えに基づき、話をまとめ、各課の最後で、各自にプレゼンテーションを行ってもらう。 英語の表現力を高めるために、毎回、前回の授業で習った英語表現の小テストを行う。
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●成績評価の方法
対面授業の評価を、授業全体の50%とし、出席点・平常点・期末試験を総合的に評価する。課外学習(20%)およびTOEFL-ITP(30%)とあわせて授業全体の評価を出す。
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●教科書
Present Yourself 1: Experiences Steven Gershon Cambridge University Press
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●参考書
必要に応じて授業で指示する。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFL-ITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。
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