2011年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
ロシア語3
●主担当教員名
柳沢 民雄

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅱ期
月・2
●対象学部
工学部R1



●本授業の目的およびねらい

ロシア語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてロシア語に関する基
礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能をバ
ランスよく総合的に身につけることを目指す。ティーチング・アシスタントの協力が得ら
れれば「生きたロシア語」に触れながら学習を進める。また、ロシア語世界が身近になる
よう、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際
的視野を涵養する一歩とする。目標は「ロシア語に親しむ」である。

●履修条件あるいは関連する科目等

ロシア語4とともに履修すること。

●授業内容

この授業では、まず前期のテキストの続きを行う。授業テーマは以下である。
 1.値段の表現:数詞と名詞との結合
 2.仮定法:条件文と仮定法
 3.与格を用いた特殊な表現:「私はーが好きだ」の構文等
 4.被動形動詞と受け身
 5.読み物(1)
テキストを終わった後は、テキストで習得した文法事項を復習しながら、平易なロシア語
のテキストを講読する。これと平行して、ロシア語の文章読解のために必要な動詞の完了
体と不完了体の用法や、語順等の基本的な統語法の学習を行う。またテキストの声に出し
ての読みの練習も行う。授業テーマは以下である。
 6.格の用法(1):特殊な主格形と数量生格
 7.動詞の完了体と不完了体(1):過去時制と体
 8.動詞の完了体と不完了体(3):完了体と不完了体との関係
 9.基本語順(1):テーマとレーマとはなにか?
 10.現在形と過去形のアクセント(固定アクセントと移動アクセント)
 11.無人称構文(1)
 12.数詞(1):個数詞の変化と合成数詞の変化
 13.ロシア人の姓名とその格変化
 14.文の構造(1):一致と小辞について
 15.特殊な構文(1)

●成績評価の方法

平常点および試験の成績により評価する。

●教科書

佐々木照央著「速修ロシア語」(白水社)
プリントを配布する。

●参考書

参考書は授業中に指示する。露和辞典は、「博友社ロシア語辞典」、「岩波ロシア
語辞典」、「研究社露和辞典」の内から一冊を購入すること。

●注意事項

露和辞典を必ず持参すること。


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