2011年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
朝鮮・韓国語2
●主担当教員名
李 惠敏

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅰ期
水・2
●対象学部
工学部K1



●本授業の目的およびねらい

 朝鮮・韓国語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいて朝鮮・韓国
語に関する基礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」
の四技能をバランスよく総合的に身につけることを目指す。TAの協力が得られれば「生
きた朝鮮・韓国語」に触れながら学習を進める。また、朝鮮・韓国語世界が身近になるよ
う、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際的
視野を涵養する一歩とする。目標は「朝鮮・韓国語に親しむ」である。

●履修条件あるいは関連する科目等

朝鮮・韓国語1とともに履修すること。朝鮮・韓国語1と同一の教材を用いて連続して行
う。朝鮮・韓国語1では文法解説を中心に、朝鮮・韓国語2では練習問題中心に学習する


●授業内容

 1学期間の授業は次のように行う予定である。

 1〜4:文字と発音の基礎を学習する。ハングル(朝鮮・韓国文字)の構成を理解し、
     確実にかつ美しく書けるようにする。また、ハングル正書法の基本を学習す
     る。ハングルは基本的には音標文字であるが、正しく読むためにはいくつか
     の音韻規則を習得する必要がある。それらの規則のうち連音化、有声化、鼻
     音化、濃音化、激音化、流音化など基本的なものを着実にマスターする。
      また基本的な日常の決まり文句も学習する。この部分の授業は朝鮮・韓国
     語2と連続して行う。
  5:ハムニダ体平叙文、文の構造、助詞、文の表記法
  6:ハムニダ体疑問文、否定文(長い否定と短い否定)
  7:疑問詞疑問文、助詞の連続
  8:漢数詞、ハダ動詞、可能否定文
  9:固有数詞、ハダ形容詞
 10:用言の活用、語基(第I語基、第II語基)、確認疑問文
 11:ハムニダ体命令文、勧誘文
 12:敬語表現
 13:第III語基(子音語幹・リウル語幹)、過去形、ヨ変則活用、可能否定
 14:第III語基(母音語幹)

 授業の冒頭で復習のための10分程度の小テストを行う。また、必要に応じて宿題、
レポートを課す。

●成績評価の方法

出欠状況、レポート、小テストの成績、期末試験の成績により総合的に評価する。ただ
し、期末試験の総合評価に占める割合は6割程度とする。

●教科書

朝鮮・韓国語1の授業で用いる教材およびプリント教材

●参考書

必要な物は授業で指示する。

●注意事項

辞書は適当な時期に指示するので、それまで買わないこと。


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